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【書評・レビュー】渡邉正裕『35歳までに読むキャリアの教科書』

今日、ご紹介する本は、渡邉正裕『35歳までに読むキャリアの教科書』ちくま新書、2010年です!

『35歳までに読むキャリアの教科書』著者 渡邉正裕プロフィール

渡邉正裕

出典:渡邉正裕Twitterアカウント

MyNewsJapan代表取締役、編集長、ジャーナリスト。

慶応義塾大学総合政策学部卒業後、日本経済新聞社記者、プライスウォーターハウスコンサルタント(現・日本IBM)コンサルタントを経て現職。

独自のネットワークで大企業現役社員の直接取材を重ね、働く環境やキャリア、雇用・労働問題をテーマに執筆を続けている。

出典:Amazon本紹介ページ

渡邉正裕『35歳までに読むキャリア(しごとえらび)の教科書 就・転職の絶対原則を知る 』 内容紹介

 

成功のセオリーが変わる!大企業に入れば、それで成功という時代ではなくなった。

40歳で給料が頭打ちになり、それ以降は徐々に給料が下がる時代に突入している。

こんな時代に、20代、30代のビジネスパーソンはどう対処すべきなのか?

本書では、35歳までに、「動機」と「能力」をもとにした「稼げる力」を増強することを提案する。

自分の市場価値を高めるために、能力・動機はどこにあるのか、どのようにすれば開発できるかなど、具体的な事例にそって解説する。

迷える若者のための一冊。

出典:Amazon本紹介ページ

本書『35歳までのキャリアの教科書』の中で、1番しっくりきた部分は、

(1)動機=Want=やりたいこと(夢・欲求)
(2)能力=Can=できること(知識・技術)
(3)現実の仕事=Must=やらなきゃいけないこと(仕事内容)

この「現実の仕事」は人の内面ではないので、動機・能力とは並列ではない概念だが、この三つを合致させ、その面積を拡大していくことこそが幸せなキャリアの目標だ、というのが私の結論である。

というところ。

「動機もあり、能力もある分野が現実的な職場になる」

動機(やりたいこと、好きなこと)と能力(できること、得意なこと)の二つを拡大・交差させた部分で【現実的な仕事】を得る=「ハッピーキャリアの法則」。

この「ハッピーキャリアの法則」を中心に書評を書いていきます!

【書評・レビュー】『35歳までに読むキャリア(しごとえらび)の教科書 就・転職の絶対原則を知る 

自分の長所・強みを見つけるためのツールを使おう

【自分の動機(やりたいこと、好きなこと)を知り、能力(できること、得意なこと)を知ること】がまずは大切

わたしも全く同感です!

自分のやりたいこと、得意なことを知る手段として、就活を控える大学生や転職を考える方が、リクナビNEXTが無料で行っている「グッドポイント診断(web)」や有名な「ストレングスファインダー」を使うことはとても重要。

あと、何歳でも「ブログを書く」ことは自己理解につながって超オススメです!

プロブロガーの八木仁平さんが「何がやりたいかわからない」という若者に向けて、「主体性を育てる会社」として「株式会社Meee」という自己分析事業を行う会社を立ち上げたのは、先見のMeeeがあるなーと、素直にスゴイと思います!

これからのキャリア教育のあり方について

教室, 学校, 教育, 学習, 講義

現在のキャリア教育について思うところを2点ほど挙げてみました。

中学・高校から「自分の適性」について考えさせるキャリア教育が必要

わたしは、中学や高校など早いうちから、「自分の適性」について考えさせるようなキャリア教育プログラムがもっとあっていいんじゃないかなーと考えます。

だって、中学や高校でずっと「自分が関心のない分野」を勉強してもムダでしょ。自分の場合、高校で学ぶ数学Aや物理などは今の生活で何の役に立っていない…(めっちゃ文系です!ごめんなさい)

それよりも、「個人が関心のあることを伸ばす教育」をしていった方がいいのではないでしょうか。個人ベースで「ハッピーキャリア」を考えても、社会ベースで「日本のこれからの発展」を考えたとしてもその方が効果的だと考えます。

「企業紹介型」から「生き方・暮らし方紹介型」のキャリア教育へ

現在、高校や大学で行われているキャリア教育は、さまざまな会社のOB,OGが出てきて仕事の内容について語り、「じゃあ、みんなはどの会社に就職する?」というやり方。

この「企業紹介型キャリア教育」はもう古い。なぜかというと、現在は

  • サラリーマン
  • フリーランス
  • パラレルキャリア

などひと昔前に比べ、「企業に就職する」以外にさまざまな働き方の形態があるからです。

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だから、「じゃあ、みんなはどの会社に就職する?」というキャリア教育ではなく、さまざまな働き方、生き方、暮らし方を見せていく「生き方・暮らし方紹介型キャリア教育」が若者にとって、現実味がある・役に立つキャリア教育になると考えます。

たとえば、

などは若者にとって大いに参考になる「働き方・暮らし方」です。

世界一ハッピーなホームレス小谷さんのように、究極的には「お金を得ずに」暮らしていくこともできるような世の中「評価経済社会」が浸透してきていることも伝えていくべきでしょう。

働きながら「好きなこと」や「得意なこと」が徐々にわかってくる

「実際に仕事をする中でさらに自分のコアな動機や能力がわかってくる」

 

これもサラリーマン歴がもうすぐ10年になるパラレルキャリアのわたしとしては非常に共感するところです。わたしは仕事をするなかで、細かな計算や事務作業は自分は本当に得意ではないことに気がつきました。

自分の得意なことは、

  • 課題を分析して、それを解決する道筋をたてること
  • 道筋に従って着実に行動すること
  • プレゼンを含め「情報発信力」で周りを巻き込むこと

だったのです。

そこで、このままではマズイ…と思って、働きながら資格を取り専門的な職種にキャリアチェンジしたという経緯があります。

さらに仕事をする中で、

  • 人にわかりやすく端的に伝えること
  • プレゼンテーション
  • マニュアルづくり

が得意なことに気がつき、「本を書けるかも…」と漠然と思ったのです。

わかりやすい論文作成&面接官に好かれる面接術をテーマにした就活本だったのですが、本屋に行って、その棚の本を片っ端から読んでみた感想が、「自分が書いた方が良い内容の本が作れる」でした。

そして、原稿を少しづつ書き溜めて、出版企画書とプロフィール、原稿を出版社に送って、20代最後の年に、商業出版できることになったのです。

つまり、入社当時はぼんやりとしていた自分のやりたいこと、得意なことが会社で仕事をする中で、はっきりとコアスキル(自分が本当にやりたいこと・得意分野)として浮かび上がってきた。

だから、久しぶりにこの本を読んで、「働きながら「好きなこと」や「得意なこと」が徐々にわかってくる」ことは本当だなと改めて共感しています。

「好きなこと」と「得意なこと」のどちらを優先してキャリア形成していくべきなのか?

ちょっと話がわき道にそれますが、最近のキャリア教育、キャリア形成の場でモットーとされているのが、「好きなことを仕事にする」という言葉。

 

よく「好きなこと」と「得意なこと」だと、好きなことを優先した方がいい!!という話を色々なところで聞くのですが、本当かな?という気が最近しています。

たとえば、急に「アイスクリームが好き!!」だからといって、これまで何も実績のないアイスクリームについて調べ始め、色々なお店のアイスクリームについてレポートするブログを始めたとする。

それはそれで、素敵なことだと思うのですが、

  • 人の役に立ちたい
  • お金を稼ぎたい
  • ファンを増やしたい

ということであれば、これまでにすでに実績のある(人から褒められたり、感謝されたり、賞表彰されたり)「得意なこと」を活かした方が近道なんじゃないかと。

  • 「好きなこと」を突き詰めたら「得意なこと」になる。
  • 「得意なこと」を突き詰めたら「好きなこと」になる。

鶏が先かタマゴが先かという議論になってしまいますが、言いたいことは

「好きなことを仕事にする」に疲れてしまった・無理だと思ったときは、「得意なことを仕事にする」と上手くいく

なんてことがあるんじゃないか、

「好きなことだけを仕事にしなくていいんだよ」

ということ。

会社内で「好きなことを仕事にする」こともできる

本書、渡邉正裕『35歳までに読むキャリア(しごとえらび)の教科書 就・転職の絶対原則を知る では望む仕事に就くには、転職だけではなく【社内での評判を高め、社内での異動によって望む職場に就く】など現実的な方法も紹介しています。

これは、キャリアに関する本であまり指摘されないのですが、重要な視点であり、もっと若者に知ってもらいたい事実。

そう、【会社内でも自分の好きなことを仕事にすることはできる】んです。

私自身もパラレルキャリアとして、会社内でも会社外でも「好きなことを仕事にする」を目標にし、現在7,8割は達成できています。

まとめ:「好きなこと」と「得意なこと」はどちらを優先してもよい。「好きなこと」を優先してうまくいかなかったら、得意なことを優先するなど戦略が大切

渡邉正裕『35歳までに読むキャリア(しごとえらび)の教科書 就・転職の絶対原則を知る 』をテキストに、

  • 【好きなこと&得意なこと】どちらを優先すべき?
  • ハッピーキャリアについて

考えてきましたが、いかがでしたでしょうか?

恒例の3行まとめ!

  1. 「ハッピーキャリア」を築くためには、前提として「好きなこと」を自分で分かっている必要があり、「好きなこと」が仕事をしていく中で見つかることは大いにある
  2. 「やりたい仕事」以外にも「どのように働きたいか」「どのように暮らしたいか」を考えること(キャリア教育で考えさせる)がハッピーキャリアにつながる
  3. 「好きなこと」と「得意なこと」はどちらを優先してもよい。「好きなこと」を優先してうまくいかなかったら、得意なことを優先するように途中で戦略を変えるのもあり

渡邉正裕35歳までに読むキャリア(しごとえらび)の教科書 就・転職の絶対原則を知る は、

  • 就活どうしようと悩む大学生
  • 働き始めてまもない若手ビジネスマン
  • 「好きなことを仕事にする」にはどうしたらよいかわからないアンダー35歳

にぜひ読んでいただきたい1冊です!!では、またどこかでお会いしましょう!

 

P.S

ハッピーキャリアを実践する上で大切なことは、「好きなこと&得意なこと」を見つけること。あなたには、自分の好きなこと&得意なことはありますか?

もし、ちょっと自分の好きなこと&得意なことがわからないという方は、無料の自己分析ツール「リクナビNEXTグッドポイント診断」を受けてみるのはいかがでしょうか。

WEB上で4択の質問に答えていくだけで、あなたの性格や何に向いているかということがわかります。グッドポイント診断の受け方は、

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【30代パラキャリグルメブロガー】初心者・兼業ブロガーの味方! 夫婦二人暮らし/▼20代で出版社からライティング関係の「紙の本を出版」/SNS「Holiday」お出かけプランコンテスト最多入賞▼2018年からブログをはじめる/月7000PV。1年で2万PV、月五桁を目指しています。「世田谷」と「コスパ」が大好き! Twitterフォローはこちらから
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