サラリーマンが自分の時給を知る5つのメリット&正しい時給計算方法

「自分の時給ってどれくらい何だろう?」

ビジネスマンであれば、1度は考えたことがあるのではないでしょうか。

漫然とサラリーマンとして月給をもらっていると、給料をもらえるのが当たり前になってしまい、どれくらい自分が社会の役に立っているのか、どれくらい価値をアウトプットできているのかを考えなくなってしまいます。

自分の時給を計算することで、自分の稼ぐ力がわかります。

実は、ネットにあふれている時給計算法では、正しい時給を計算することができません!!

今回は「時間の価値」も含めた正しい時給計算方法をお伝えしたいと思います。

自分らしく自由に楽しく生きるために時給を計算してみましょう!!

1.サラリーマンが自分の時給を計算する5つのメリット

自分の時給を計算してみるのには、こんなメリットがあります。

①時間の大切さを再認識できる

時間は意識していなければ、自然に流れていってしまいます。しかし、時給を計算することで、時間=価値として認識を改め、時間の大切さを再認識できるようになるのです。

②現在の自分の稼ぐ力がわかる

お金がすべてでは決してありませんが、お金は物事の価値を測るのにわかりやすい一つの指標です。現在の自分の時間当たりの給料=稼ぐ力を知ることで、自分の働き方についてきちんと現状認識をすることができます。

③時給を知ることで生産性が上がる

1時間あたりの時給を計算することで、ダラダラとムダな時間を過ごすことがなくなり生産性が上がります。仕事ではもちろんのこと、プライベートでもテレビを見たり、SNSをずっと眺めているというようなムダな時間を過ごすことがなくなります。

④自分がやるべき仕事とやらなくても良い仕事の判断ができる

自分の時給を知っていれば、「仕事による拘束時間」を意識するようになります。そうすると、自分がやるべき仕事とやらなくても良い仕事がわかります。

  • 効果が高くても労力と時間がかかる仕事
  • 効果が高く労力も時間もかからない仕事

を比較し、後者を優先できるようになるのです。

割に合う仕事、割に合わない仕事の判断が瞬時につくようになります。

⑤時間を節約する投資ができるようになる

お掃除ロボットのルンバや電車ではなくタクシーを使うなど、時間を節約する選択ってありますよね。

そうした選択は結構お金がかかる事が多いのですが、自分の時給を正しく計算することで、時間を節約する選択肢に投資できるようになります。

社長が移動するのにタクシーを使う理由は、

  • 移動時間を節約できる
  • タクシー内で仮眠を取れる
  • 落ち着いた社内で仕事ができる

などの総合的なメリットを考えて、タクシーに乗っています。

こうした判断ができるようになります。

2.なぜ、一般的な時給計算方法は間違っているのか?

おそらく、これまでに自分の時給を計算したことがある!という方でも、間違った方法で計算している可能性が高いです。

こんな計算式ではありませんでしたか?

1日8時間労働、月21日勤務で実際の手取りと時給の関係を考える計算式は以下の通り。

(手取り月給)÷(168)=(あなたの時給)

たとえば、手取金20万円であれば、あなたの時給は1190円。

これが、基本的な式になります。

どうですか?思っていたよりも自分の時給は高かったですか、それとも低かったですか?

3.「時間の価値」を含める正しい時給計算式

しかし、この一般的な計算方法だと重要な点が欠落しています。

それは会社による「時間的拘束」です。

自分の時間がどれだけ会社に使われているか?この視点を加えるのが、正しい時給計算式です。

正しい時給計算をするのに必要な情報は

  1. 年休取得日数
  2. サービス残業時間
  3. 通勤時間

4.自分の本当の時給を計算するのに必要な3つの要素

①年休取得日数

当たり前の話ですが、休みが多いほど、その分働いてないわけですから時給は高くなります。

もし、5日間有給休暇(1日8時間労働だと168時間-40時間=128時間となる)を使えた月があったらその月の時給は、

(200000円)÷(128)=(1562円)

かなり時給があがります。

ですから、どれだけ休みがとれるか=有給休暇をとりやすい雰囲気の職場であるか、これが時給に大きく影響を与えるといえます。

②サービス残業時間

サービス残業時間は残業代のつかない残業時間です。

これと同じような仕組みで「みなし残業10時間」など、最初から10時間までの残業代は出さないよ!といっている会社も多くあります。ひ、ひどい。

このサービス残業が多ければ多いほど時給は低くなります。

たとえば、毎日2時間の残業をした(2×21日=42時間)とすると、下記の計算式となり時給はぐっと低くなってしまうのです。

(200000円)÷(210)=(952円)

恐ろしきサービス残業ですね。サービス残業なんてするものではありません。

③通勤時間

時給を考えるときに忘れられがちなのが、通勤時間です。

もし通勤時間が片道1時間であれば、通勤時間を含めた時給は、毎日残業を2時間するのと同じ計算式になってしまうのです。

(200000円)÷(210)=(952円)

通勤時間が全くない在宅ワークの人と比べると毎日往復で2時間の通勤時間は2時間ただ働きをしているのと同じです。

ということで、①~③を加えた下記の式がコムケン式リアル時給計算式!!

(手取り月給)÷(168+残業時間+通勤時間-有給休暇取得時間)=(あなたの時給)

さあ、あなたのリアルな時給を計算してみましょう!

これを各月ごとに計算して全て足し、12で割れば年平均の自分の時給が出せますよ。

5.ホワイト企業に勤める職住近接A君とブラック企業に勤める通勤時間1時間B君の時給比較

この時給計算式を使って比較をしてみましょう!

【ホワイト企業に勤めるA君】

  • 手取り20万円
  • 残業無し
  • 通勤時間片道10分
  • 有給休暇を月に2日使った

200000円÷(168+0+7-16)=1111円

それに対して、

ブラック企業に勤めるB君

  • 手取りが22万円
  • サービス残業が月15時間
  • 通勤時間片道1時間
  • 有給休暇は1日も使えない…

220000円÷(168+15+42-0)=862円!!?

862円ってアルバイトレベルじゃないですか。

これなら、家から5分の距離で時給1000円のバイトした方が全然コスパが良い…

手取りではB君の方が多いはずなのに、サービス残業や通勤時間などを考慮するとかなり時給が低くなってしまい、時給ではA君の方が全然高いという結果になりました!

6.サラリーマンの平均時給はおよそ2,000円

ちなみに調べてみると、日本のサラリーマンの平均時給は、マイナビの調査によれば1,486円。

出典:サラリーマンの給料、時給換算するとなんと平均 – マイナビ学生の窓口

一方で、「経済プレミア」の記事によると2,405円ということで、大体2,000円前後が相場とうところです。

出典:サラリーマンの平均時給「2405円」は高いか安いか | ニッポンの給料 | 神田 …

しかし、調べたサラリーマンの年齢もわかりませんし、手取りベースなのか収入ベースなのか、計算方法もよくわからないのであくまで参考まで。

7.自己投資できる時間で将来の稼ぐ力が決まる

この計算式で時給に大きく影響を与えているのはやはり、通勤時間なんですね。

経済的にA君に軍配が上がりましたが、ライフスタイルを見てもB君は大変そうです。

【B君のライフスタイル】

  • 8時半の始業に間に合うように、朝6時に起きて7時に出勤
  • 満員電車でもみくちゃになりながら8時に職場に到着
  • ほぼ毎日残業があり、帰りも電車に乗って家に着くのが9時
  • テレビを見ながらスーパーで買ってきたお惣菜メインの夕食を食べて風呂に入って24時に就寝。睡眠時間は6時間

これをエンドレスで繰り返し…けっこう辛そうですよね。

B君は食事もコンビニ飯で、自分の好きなことをする時間もなく、勉強など自己投資をする時間もありません。この生活を続けていたら、身体を壊してしまいます。

長期的に見ても、自己投資をしていないB君の収入が急に上がることはありません。

【A君のライフスタイル】

  • 8時半の始業に間に合うように、朝6時に起床
  • 1時間はブログや電子書籍執筆など生産的活動
  • 8時に出勤、季節の移ろいを感じながら自転車で8時10分に職場に到着
  • 残業はほとんどないため、6時には家に到着
  • 風呂に入った後、手作りで栄養満点な夕食を食べてもまだ8時
  • 読書や生産的活動をして、23時に就寝。睡眠時間は7時間

一方、通勤時間が短いA君は自由な時間が多いので、収入をあげるような朝活や夜に読書など自己投資を欠かしません。長期的には、A君は収入をさらに伸ばします。

8.年間所得から自分の時給を計算する方法

年間所得から時給を計算する方法はこちら!

(年間所得)÷(2016+年間残業時間+年間通勤時間-年間有給休暇取得時間)=

(あなたの時給)

たとえば、年間手取りが350万円、年間残業時間が100時間、年間通勤時間が504時間(片道1時間で計算)、年間有給休暇取得時間が120時間だとしたら…

(3500000円)÷(2016+100+504-120)=1400円

これがリアル時給です!

有給休暇には夏休みや年末年始など休んだ日を加えましょう。

年間所得にはボーナスも含まれるので、この式の方がよりリアルな時給が出ます。

9.まとめ:サラリーマンは自分の時間を売ってお金を得ていることを忘れずに

通勤時間や休みを考慮したコムケン式リアル時給計算で、自分の時間の大切さがわかります。

さぁ、今すぐ計算してみましょう!

次の記事はこちら>>>転職して本当にいいの?会社を辞めずに好きなことを仕事にする7ステップ

【SNS「Holiday」最多入賞の旅・お出かけライター/30代サラリーマン作家】

好きなことで生きる決意→入社1日目「数年で会社辞めます」宣言し浮く挫折→会社&副業を両立し結果を出すスキル習得→20代で「紙の本、キンドル本出版」→世田谷の魅力、コスパ旅の楽しさ、駅近小さな家のライフスタイルを発信中。

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