ビジネススキル

『ワーク・シフト』に学ぶ2025年を考えた「人生戦略」

この記事ではベストセラーになったビジネス書、リンダ・グラットン『WORK SHIFTワーク・シフト ─孤独と貧困から自由になる働き方の未来図<2025>』から、2025年を見据えた人生戦略について考えてみたいと思います。

コムケン
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『ワークシフト』は5年前に読んだ本なのですが、改めて読んでみると、リンダが見事に未来を予想しているなと感心してしまいました。
  • 今の会社で働き続けていいのかなー
  • これから仕事をどのように選ぼうか

という悩みをお持ちの方はぜひ続きをご覧ください。まずは著者のリンダ・グラットンのプロフィールからどうぞ。

『ワーク・シフト』著者リンダ・グラットンプロフィール

出典:プレジデントオンライン リンダ・グラットン「日本の女性の皆さん、100歳まで生きる準備はできていますか?」

◆著者紹介
リンダ・グラットン(Lynda Gratton)
ロンドン・ビジネススクール教授。
経営組織論の世界的権威で、英タイムズ紙の選ぶ「世界のトップビジネス思想家15人」のひとり。
ファイナンシャルタイムズでは「今後10年で未来に最もインパクトを与えるビジネス理論家」と賞され、英エコノミスト誌の「仕事の未来を予測する識者トップ200人」に名を連ねる。
組織におけるイノベーションを促進するスポッツムーブメントの創始者。
『HotSpots』『Glow』『Living Strategy』など7冊の著作は、計20ヶ国語以上に翻訳されている。

出典:Amazon本紹介ページ

コムケン
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リンダ・グラットン、超仕事ができそうですよね

2016年に発売された『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略』もベストセラーになっています。

ワーク・シフト』内容紹介

 

これからずっと「食えるだけの仕事」でいいですか?
全世代必読、「働き方」の決定版。

否応なくグローバル化されるビジネス環境において、誰と、どこで、どうやって働きたいか。
これからはそれを主体的に選ぶことが可能な時代である。
人口、テクノロジー、エネルギー、都市化など、あらゆる角度から近未来の働き方を予測し、
複数の選択肢を提示した話題の書。

《下流民か、自由民か。地球規模で人生は二極分化する》
2025年、私たちはどんなふうに働いているだろうか?
ロンドン・ビジネススクールを中心とした、「働き方コンソーシアム」による、
世界規模の研究が生々しく描き出す2025年のに働く人の日常。
「漫然と迎える未来」には孤独で貧困な人生が待ち受け、
「主体的に築く未来」には自由で創造的な人生がある。
どちらの人生になるかは、〈ワーク・シフト〉できるか否かにかかっている。

「食えるだけの仕事」から意味を感じる仕事へ、
忙しいだけの仕事から価値ある経験としての仕事へ、
勝つための仕事からともに生きるための仕事へ。
覚悟を持って選べば、未来は変えられる。

出典:Amazon本紹介ページ

最近、1番感じるのはやはり①の「テクノロジーの進化」です。

「変なホテル」のようなロボットホテルが出てきたり、自動運転機能がついた車が発売されたりと、【夢物語】とされていた技術がつぎつぎと身の回りに出始めているのを実感します。

これからさらにテクノロジーの進化によってロボットが増えていくと、孤独を感じるようになる人も増えていくかもしれません。

コムケン
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「変なホテル舞浜東京ベイ」に泊まった時も、恐竜のエントランス、誰も人間がいないロビーは面白いと思った反面、人間がいなくてちょっと寂しいと思う部分もありました。

リンダは【主体的に築く未来】を歩むために、3つの働き方の変化=「ワークシフト」が必要だと主張します。

ワーク・シフト』から考える2025年に向けた人生戦略

 

戦略① ゼネラリストから「連続したスペシャリスト」になる

コムケン
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「ゼネラリスト=なんでもできる人」ではなく「スペシャリスト」であれ。

一般的な事務を行うゼネラリストは簡単にAIに代わられる可能性があります。

だからこそ、専門的なスキルを持ったスペシャリストになって、ロボットにはできない仕事をする必要があるのです。

「連続したスペシャリスト」とは、職人のように何か1つのことだけを一生涯突き詰めるこれまでの「スペシャリスト」とは違い、数年間というスパンで違う専門性を手に入れ、知識&スキルを増やしていくこと

技術革新が早い世の中だから、スペシャリストとしての「賞味期限」も早いということ。わたしも『ワークシフト』に影響されて、ゼネラリストである事務職からある専門的な仕事に変えたという経験があります。

わたしのなかで、「連続したスペシャリスト」になるためにそろそろ次の専門性を手に入れなければならない!と考えて、力を入れたのが「ブログ」。

自分にとって、ブログやツイッター、本&電子書籍の出版といった情報発信スキルが「次の専門性」であり、「人にわかりやすく再現性の高いノウハウ」を伝えることを意識しています。

戦略② 競争ではなく協力してイノベーションを起こす

人と競争して自分だけが成功しよう!というよりも、「みんなでアイデアを出し合い、助け合いながら、より良い社会や働き方・暮らし方を作り上げていく」そんな価値観を共有しているコミュニティが増えている気がします。

日本のような成熟社会では、パイを奪い合うのではなく、

  • みんなでシェアする
  • パイを増やすようなイノベーションを起こす

ことが求められており、これができる人が成功を収めていくでしょう。

戦略③ 消費(高給やステータス)より「情熱を傾けられる経験」を大切にする

Twitterのフォロワー数によって割引額が増えるホテルや居酒屋が話題になっています。

  • 発信力
  • 信用力
  • 人気

つまりは、人や社会からの「評価」がお金と同価値かそれ以上になる「評価経済社会」が浸透しはじめているといえるでしょう。

「評価経済社会」が浸透すると、これまでに比べお金の持つ価値は下がります。では、どういう人が人気を集めることができるか?というと、【人生を楽しんでいる人】=【遊びの達人】と思うんですね。


【遊びの達人】になるためには、リンダの言うように、「情熱を傾けられる経験」を大切しなさい、とつながるわけです。

今だからこそ、わたしは【消費(高給やステータス)より「情熱を傾けられる経験」を大切にする】をこのように理解できるようになりました。

コムケン
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2012年から、このことを指摘していたリンダ・グラットンすごいなと。

ワーク・シフト』は若手サラリーマンにぜひ読んでほしい1冊

『WORK SHIFTワーク・シフト』から読み解く、2025年を見据えた【人生戦略】いかがでしたでしょうか?恒例の3行まとめです!

  1. 数年で専門性を変える「連続したスペシャリスト」になり唯一無二の自分ブランドを築く
  2. 競争よりも協力の時代。分野を超えた横断的なネットワークを持ちイノベーションを起こす存在になる
  3. 「情熱を傾けられる経験」を大事にし日々学び成長する。そのための自由な時間(余白)の確保が重要