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【例文集つき】『伝え方が9割』に学ぶノーをイエスに変える7つの切り口

コムケン
コムケン
あの人が説明すると話が通りやすいけど、あの人が説明すると話が全然通らない…」ということ、ありますよね。

同じ内容を話しているつもりなのに、どうしてこんなにも違うのでしょうか?

ポイントは「伝え方」にありそうです。

この記事ではベストセラーになった佐々木圭一『伝え方が9割』に学びながら、「相手の返事ノーをイエスに変える7つの切り口」を紹介します。

『伝え方が9割』著者 佐々木圭一プロフィール

佐々木圭一:

コピーライター/作詞家/上智大学非常勤講師

新入社員時代、 もともと伝えることが得意でなかったにもかかわらず、コピーライターとして配属され苦しむ。

連日、書いても書いても全てボツ。当時つけられたあだ名は「最もエコでないコピーライター」。あるとき、伝え方には技術があることを発見。そこから伝え方だけでなく、人生ががらりと変わる。『伝え方が9割』は、その体験と、発見した技術を赤裸裸に綴ったもの。

出典:Amazon本紹介ページ

佐々木圭一『伝え方が9割』内容紹介

なぜ伝え方で結果が変わるのでしょう?

たとえば、好きな人がいるとします。
でもその人は、あなたのことに少しも興味がないとき、
何と言ってデートに誘いますか?

「デートしてください」

こう言ってみました。あなたのピュアな気持ちそのままですね。
これだと断られる確率が高いですよね。
ですが、コトバ次第で結果を変えることかができます。

「驚くほど旨いパスタの店が
あるのだけど、行かない?」

こう言ってみました。相手は行っていいかも、と思う確率がぐんと上がるコトバです。
どちらにしても、実は「デートしませんか?」という同じ内容なのです。
同じ内容なのに、伝え方で結果が変わってしまう。
これは驚くべきことと思うかもしれません。

出典:Amazon本紹介ページ

『伝え方が9割』に学ぶ相手の返事ノーをイエスにかえる7つの切り口 

具体的にどうしたら相手の返事をYesに変えれるか、その7つの切り口をご紹介します。

① 相手の好きなこと 「美味いイタリアンがあるんだけど…」

×今度デート行こう

○美味いイタリアンがあるんだけど…

デートに誘いたい場合、単刀直入に「デートに行こう」と言っても相手が自分に対して興味を強く持っていない限り成功しません。

相手がイタリアンが好きであることを知っているうえで「美味いイタリアンがあるんだけど…」と誘えば、成功確率がアップするテクニックです。

② 嫌いなこと回避 「~すると××されます」

人間は自己防衛本能により、イヤなこと・嫌いなことは回避したいと考えます。

「ここに自転車をおくと撤去されます」のように相手の不利益・デメリットを伝えて選択を誘導するテクニック。

ex)

  • 「〇〇すると××されます」
  • 「~しないと××になるでしょう」

③ 選択の自由 「AかBどちらがいいですか?」

1つしか選択肢がないとYesかNoで選ばなければなりませんが、複数の選択肢を与えたほうがAかBのどちらかから選ぶ確率は高まります。

「中華は好き?」と聞く(これだと中華が好きじゃない場合、詰む)よりも「イタリアンか中華どちらが好き?」と聞けば、「イタリアン!」となって「じゃあ、美味しいイタリアン知ってるから今度一緒に行こうー」とつなげやすい。

④ 認められたい欲 「尊敬するあなた」

人は誰でも「認められたい」と思っている生き物です。

「〇〇さんの手料理が食べられる旦那さんは幸せですね」など、相手をリスペクトし褒めて認めるテクニック。

こうすると、相手の自己承認欲求が満たされて、あなたに対しても心を開いてくれるでしょう。

⑤ あなた限定 「あなただから~なんです」

「水族館が好きでめっちゃ詳しいあなたと一緒に水族館行ってみたいんだよね♡」というように「あなただから」という理由でお願いするテクニックです。

やはり、自己承認欲求を満たすことが大切ですね。

⑥ チームワーク化 「一緒に~しよう!」

相手が「~したいんだけど…でできない」という状況な場合、「一緒に~しよう!」というとYesを引き出せる場合があります。

  • インドに行きたいんだけど女の一人旅は心配でできない
  • パラグライダーしたいんだけど、不安でできない

など、初めてのことに不安を覚えている場合、「じゃあ、自分も初めてだから一緒にやろうよ!」と気持ちをプッシュしてあげるイメージ。

自分が経験者なら、「全然大丈夫、ぼくが教えてあげるよ!」で一緒にデートできますね!

⑦ 感謝 「いつもありがとうございます。~」

感謝されていやがる人はいません。

会話でも「いつもありがとう!今週、映画でも行かない?」のように「ありがとう」から入ると、Yesを引き出せる確立が高まります。

「ありがとう」も自己承認を満たす言葉です。

 

【会社で使える】ノーをイエスに変える伝え方実例集

では、実際に先ほど紹介した本書のテクニックを会社で使う場合の例文を考えてみます。

①相手の好きなこと

  • 課長、今度の飲み会は課長の好きな日本酒の品ぞろえが良い店を選びましたので、ぜひ予定を空けておいてください。
  • このプランを実施すれば、御社には~なメリットがあります。
  • 〇〇君はプレゼンテーションが好きだし得意と言っていたね。今度の会議では説明、期待してるよ!

②嫌いなこと回避 

  • この案を選ぶと、数件のクレームがくることが予想されます。(選んでほしくない案のとき)
  • いますぐ対応したほうが、問題が大きくならずに解決できると思われます。

③選択の自由 

  • A案とB案の2つをご用意させていただきましたが、どちらがお好みでしょうか?
  • A案のメリットは~、B案のメリットは~です、いかがでしょうか?

④認められたい欲

  • さすが、ベテランですね!
  • やはり若い人のアイデアはいいね!

⑤あなた限定

  • 〇〇さんが飲み会に来ないと盛り上がらないですよー♡
  • 今回の打ち合わせは、交渉が得意な〇〇係長がいないと不安です…

⑥チームワーク化 一緒に~しよう!

  • 係会で提案しましたが、みんなが前向きです、ぜひ実施しましょう!
  • わたしは以前にサイトの設計を行ったことがあります、ぜひみんなで協力してやってみましょう!

⑦感謝

  • メールの文面で「いつもお世話になっております。」の代わりに「いつもありがとうございます。」
  • 不在時の電話メモ、ありがとう!
  • さっきは対応していただきありがとうございました。助かりました!

まとめ:「伝え方」はサラリーマン、フリーランス問わず誰もが必須の能力。刺さる「伝え方」を磨けば人間関係・情報発信がうまくいく

家庭・ビジネス・友人関係などどんな場面でも「伝え方」は超重要ですよね。

佐々木圭一『伝え方が9割』はただ「読むための本」ではなく、実際のコミュニケーションで「実践できる本」として非常に評判の良い本。

ぜひ職場でも取り入れて、上司からイエスを引き出しましょう!

 

 

 

P.S

さまざまな本を読んで勉強し、なんとか職場になじもうと、仕事を楽しくしようと頑張っているのに、なかなかうまくいかない…という方は転職を考えてもいいかもしれません。

けど、すぐにさあ転職だというわけにはいかないと思いますし、まずは「自分の強み」から見つけてみるのはいかがでしょうか?

「自分の強み」を見つけることで才能が開花し、職場でも認められ、仕事が楽しくなるかもしれません。