我が家は契約電気料20アンペアでもう3年以上暮らしています。
この記事では、
- 契約電気量なんて考えたことなかった!
- 電気料金を削減し貯金したい
- ムダを省いたシンプルライフを実現したい
という方に向けて、
- 20アンペア生活の実態
- 実際どれだけ電気料金が安くなったのか?
- どうすれば20アンペア生活ができるか?
をご紹介します。
我が家の契約電気量は20アンペアです。たぶん、一般の家庭は
- 1人暮らしであれば30アンペア
- 2人暮らしであれば40アンペア
- 3人以上の家族であれば、50か60アンペア
をお使いであると思います。
「20アンペアで暮らせるの?」と言われますが、大丈夫、余裕で暮らせています。
当たり前ですが、少ない契約電気量で生活すると、毎月の電気代が安いんです。
※参考まで我が家の家族状況。
20アンペア生活ができるかどうか考える時の目安にしてください。
- 都内在住
- 夫婦2人暮らし
- 1LDKおよそ40㎡
電気料金節約20アンペア生活を始めた3つの理由
2017年に5月から20アンペア生活を始めているので、もう3年になります。
20アンペア生活を始めた3つの理由は以下の通り。
理由1 電気料金など「生活固定費」を最小限に抑えたかったから
電気料金の基本使用料は下記のとおり。

40アンペアから20アンペアに下げたら、約600円月々の電気料金が削減できます。
食費や遊びに使うレジャー費は月ごとに変わる「変動費」ですが、
- 電気の基本使用
- ネット料金
- スマホ使用料
- 保険料
- 家賃
などは月ごとの支払額が変わらないですよね。これが「固定費」です。
固定費を抑えることができれば、「頑張って節約」しなくても楽にお金が貯まっていきます。
電気料金下げるため「アンペア」と「電気会社」の見直しを行ったところ、月々の電気料金が800円下がりました。
20アンペア生活を始めると同時に電気代一括比較サービスを使って、電力会社も東京電力からジェイコム電気に変更したのです。詳しくは後述します(*´▽`*)
泉正人さん『「仕組み」節約術』は節約を仕組化する考え方を身につける上で参考になります。
理由2 電気料金(お金)も電気も「ムダ使い」が嫌いだから
アンペア契約は、「どれだけ電気を使うことができるかという最大値を決めること」。
たとえば、20アンペア内でしか電気を使っていないのに、40アンペアの契約をしていたら支払っている料金は明らかに「ムダ」となります。
わたしは「ムダ」が大嫌いです。家の中に必要ないものは持ち込まないし、徹底的に捨てます。
必要以上に電気料金を契約しているライフスタイルを変えたかったのです。
理由3 電気料金究極の節約!?契約電力5アンペアで生活している人を知ったから
最後の理由は「5アンペア」で生活している人を本で知ったから。5アンペア!!?って思いますよね。
3.11をきっかけに、家電大好き人間が、電力会社との契約アンペアを
一般的な40アンペアから5アンペアに切り替えて1年半。1カ月の電気代は平均224円。
ガスでの炊飯、電子レンジから蒸し器へ、ソーラー充電器の活用、冷蔵庫をめぐる試行錯誤……。
節電、足下からの脱原発と快適な都会暮らしを目指す日々を紹介
『本気で5アンペア: 電気の自産自消』は、東日本大震災後にある新聞記者が5アンペアの電気契約をした生活について書かれた本。5アンペアだと
- 照明
- 扇風機
- ラジオ
程度しか使えません。『本気で5アンペア: 電気の自産自消』を読んで、「自分がどれだけ電気を使わないで生活できるか」にチャレンジしてみたくなったんですね。
電気料金節約20アンペア生活3つのメリット

20アンペア生活を1年間してみて良かったことについてです。
メリット1 電気料金が下がり節約できる

電気料金20アンペア生活をやる最大のメリットは、電気代が下がること。
40アンペアから20アンペアに変更したところ、月々の電気代の基本料金が600円程度下がりました。
さらに20アンペアの中で生活しようと思うためか、電気を使う量が減り、全体の電気料金も下がりました。トータルすると月1000円の節約になります。
メリット2 「少ない電気量での生活の仕方」が身につく=災害時にもパニックにならない

必要最小限の電気を使って生活している自分に自信がつきます。
自分が使う電気量以上アンペア数を契約していると 、それは 自分の必要な量が分かっていないということ。
自分の必要数がわかっている状態は自分で自分の欲望をコントロールできている状態です。
20アンペア生活をしていると、電気って貴重で有難いものなんだなと思うようになります。いかに少ない電気で暮らすか?を考えるようになり、
- 電気がないと炊飯器が使えずお米が食べられないな…じゃあ1回、土鍋で炊く練習してみるか
- 暖房器具も使えなくなるよな…なるべく温かく機能性の高い衣服を買って着るようにしよう
など、少ない電気でも快適に暮らせるような工夫を考え始めるのです。今ではもし地震で停電になっても、
- ご飯は鍋で炊ける
- 照明は登山用ヘッドランプを使う
- 火も登山用ガスバーナーを使う
から大丈夫だなと「以前よりも少したくましい自分がいる」気がします。
メリット3 電気料金節約でわずかばかりだがエコに貢献できる

20アンペア生活をすると、本当にわずかばかりですが、エコに貢献できます。
電気を使うということはそれだけ「石油を消費している」ということ。
電気料金節約20アンペア生活2つのデメリット

つぎは20アンペア生活のデメリットです。
デメリット1 消費電力の高い家電を3つ以上使うとブレーカーが落ちる
アンペア数を下げるということは、一度に使える最大の電気量が少なくなるということ。電気消費量の多い家電を同時にたくさん使うと、ブレーカーが落ちます。
☆電気消費量が多い家電は以下の通り
- エアコン
- ドライヤー
- 炊飯器
- 浴室乾燥機
- 電子レンジ
- ハロゲンヒーター
- 電気毛布
- 電子ケトル
電気消費量が多い家電の簡単な覚え方としては、「熱」を発する=温める系の家電は消費電力が大きい。
これらを2つならなんとかなるけど3つ使うとブレーカーが落ちます。急に真っ暗になるのでちょっとびっくりしますよね!
小さなお子さんは暗闇に怖がってしまうかもしれません…
上記の電気消費量が多い家電を同時に2個使うのは大丈夫ですが、照明やテレビなど使っていない家電をできるだけ消してからが良いです。
20アンペア生活で1年になりますが、はっきりいって「余裕」です。
真夏と真冬に1,2回ブレーカーが落ちたくらい。1度落ちると「この家電とこの家電を同時に使うとブレーカーが落ちるんだな」と感覚がつかめます。
この感覚をつかめたらほとんどブレーカーが落ちることはなくなります。
2台以上エアコンを使う家は20アンペアはキツイかもしれません。30アンペアなら十分いけると思います。
デメリット2 ブレーカーが落ちると家電の時間設定をし直す必要あり
ブレーカーが落ちると何がめんどくさいかというと、時間設定をする家電は1度した時間設定がとんでしまい、設定をし直さないといけなくなります。
これがちょっと面倒くさい。
※我が家で一度ブレーカーが落ちた時に、ウォシュレットの電源がどうしてもつかなくなって「完全に壊れた…」と思った時がありました。
ウォシュレットなし生活を2、3ヶ月していたのですが、それからもう1度ブレーカーが落ちたら、なぜか電源が奇跡的に入って治った!という奇跡がありました。精密家電はブレーカー落ちは注意した方がいいでしょう。
そこら辺の判断は自己責任でお願いします。
二人暮らしで電気料金節約20アンペア生活をするための3ステップ

20アンペア生活のメリット&デメリットを考えて、20アンペア生活にチャレンジしてみたい!という方に具体的に始める方法をお伝えしますね。
ステップ1 家族で電気料金節約20アンペア生活のメリット&デメリットを共有する

先ほど挙げたような20アンペア生活のメリット&デメリットをよく家族で話し合いましょう。
自分の独断で 20アンペア生活を始めても、奥様に「何してんのよー怒」と激おこぷんぷん丸になられて、またアンペア数を上げられてしまい終了です。
ステップ2 電気料金節約20アンペア生活を本当にするか家族間で合意をとる
我が家でも20アンペア生活を始める前によく話し合いました。
妻は最初嫌がりましたが、「はじめてみてダメだったら元に戻せばいいよ」というわたしの押しで始めてみることにしました笑
※東京電力ではアンペア変更は1年に1回程度とどこかに記載されていますが、あまり気にしなくていいと思います。
なぜなら、やっぱり20アンペアは無理だった―と「アンペア数を上げること」は 基本料金が上がるので、東京電力にとってメリットだからです。
ステップ3 電気料金節約20アンペア生活のために「消費電力の低い家電」だけを使うようにする
20アンペア生活をするためには、なるべく消費電力の高いものは使わないが原則。
代わりに消費電力の低い家電や省エネ設計型をそろえましょう。
- 夏であれば、エアコンと扇風機を併用する。
- 冬であればこたつとエアコンを併用する。
- 2つの部屋を1台のエアコンで温める(冷やす)
などこういった工夫をしましょう。
繰り返しますが、消費電力の高い家電を複数使うことはできなくなります。電気ケトル、電子ヒーターなどを使うことは難しくなります。
電気料金節約20アンペア生活をスタートするには?契約電気量を変更する手続き3ステップ

具体的な契約変更の手続きについてレクチャーします。
ステップ1 電力会社に電話し契約変更の旨を伝える
電気料金表についているコールセンターに電話をかけてアンペアダウンの旨を伝えます。
「20アンペアでお願いします」と言うと少し驚かれるかもしれませんが、そしてやめた方が良いと説得が入ることもありますが、気にせずアンペアダンを伝えましょう。
※東京電力のホームページ内からネットでも申し込みができます。
ステップ2 工事日程を調整する
同じ電話でブレーカーの工事日程を調整します。ブレーカーが家の中にある場合は工事の時間帯に在宅している必要があります。
ステップ3 ブレーカー工事を行う

アンペア変更をするためのブレーカー工事(基本的に無料)を行います。だいたい時間は5分から10分で終わります。大きな音もせず簡単な工事で終了です。
私が30アンペアから20アンペアに変えたのは、平成29年の5月です。東京電力に電話をして、いつも通り工事のスタッフが来ると、「スマートメーターに取り替えますね」と言われたのです。
スマートメーターは、
- アンペア変更が電話一本でできる
- ブレーカーが落ちても自動で復旧する
と良いことづくし!
もし、まだ従来のメーターをご使用であれば、アンペア契約の見直しも含めて行うと良いかもしれません。
電気料金比較ツールを使って最安の電気会社と契約すればさらに電気料金の節約に!

わたしは20アンペア生活を始めると同時に電気代一括比較サービスを使って、電力会社も東京電力からジェイコム電気に変更しました。(ネットプロバイダーがジェイコムなので、ジェイコム電気を使っています。まとめるとお得でした。)
電気会社を変えたら、月々200円程度、東京電力時代よりも電気料金が安くなりました!
200円でも毎月何もせずに節約できるのだから嬉しい!

電気会社の変更で押さえておきたいポイントとしては、
- すべての電力会社がブレーカーなどは今までのモノをそのまま使える
- 電気の安定性は変わらない
- 災害時の対応に差はない
ということ。電気会社を変更したからといって、一度も理由なく停電したりしたことはありません。
いまは【電力会社も自分で選ぶ時代】。まずは、どの電力会社が1番お得なのか電気代一括比較サービスを使って探してみましょう。
電気代一括比較サービスは無料ですので安心。WEB上でわずか2分で最適な電気料金の会社を調べることができます。
この記事ご紹介したアンペアダウンと併用すれば、電気料金がさらに安くなりますね!
まとめ:電気料金節約20アンペア生活で電気代を節約して固定費削減を「仕組化」しよう!
【電気料金節約レポ】20アンペア生活を2人暮らしで1年間やってみたら余裕だった、いかがでしたでしょうか?
電気料金節約20アンペア生活のように「固定費」を抑えることが支出を減らす「仕組み化」につながります。
電気料金節約20アンペア生活は、
- 固定費を下げて節約
- 自分が必要とする電気料がわかる
- 必要最小限のモノで生きる
こうしたライフスタイルを仕組み化・定着させてくれるのです。
20アンペア生活やってみたら、ぜひ感想を聞かせてくださいね(^^)/
東日本大震災から7年が経過し、当時の電気料を減らそうという動きもあまり聞かれなくなってしまいました。ひとりひとりが必要最小限の電気量を使うなど、できることをやっていくことが、震災を忘れないということだと考えます。
「アンペア数の最適化」と「電気会社の最適化」で必要最小限の電気しか使わない生活&電気代の削減をして、地球にも家計にも嬉しいライフスタイルを手に入れましょう!
毎月の電気料金が200円安くなった電気代一括比較サービスをもういちどご紹介しておきますね!
この記事ご紹介したアンペアダウンと併用すれば、電気料金がさらに安くなります。
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※最後は1ではなく、英語大文字のI(アイ)
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