最近、関東地方で地震がすごく多いですよね。
地震はいつ起こるかわからないという恐怖があります。
きっと、地震の備えを行動に移せない理由は、
- いつ地震が起こるかわからないからついつい後回しにしてしまう
- 防災グッズをちゃんと揃えようすると、値段が高い
- 値段が高い割に使う機会がないから損した気分
こんな感じですよね。
ズバリ、無理なくムダなく必要な防災グッズを用意するコツは、
“防災用品ではなくアウトドアグッズをちょっとずつ購入する”
アウトドアグッズは非常事態の防災グッズとして役に立ちますし、普段も使えるのでコスパが良い。
ちょっとずつ揃えれば、いつの間にか防災の備えができているというアイデアです。
この記事では、今この瞬間に発生するかもしれない
- 首都直下型地震
- 南海トラフ地震
を生き残るための、本当に必要な防災・アウトドアグッズをご紹介します!
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なぜ、アウトドアグッズが防災の役に立つのか?
なぜ、アウトドアグッズは防災用品としても使えるのか。
その答えは過酷な環境でも使える“機能性”。
アウトドアグッズは、
- 風が吹き荒れる標高3,000m級の山頂
- 猛暑のキャンプ場
- 岩がごつごつした登山道
など過酷な環境で使われることを想定したプロダクト。
こうしたアウトドア環境は、首都直下型地震が起きた時の過酷な環境と変わりません。


3.11は雪が降る3月に、阪神淡路大震災は1月の朝5時台に発生しました。
被災地はものすごく寒かっただろうと思います。
地震は朝夜、春夏秋冬、どんなシチュエーションで起こるか全く想像がつきません。
私たちはどんな状況にも対応できるような衣服・装備を備えておかないとならないのです。
まさに、こうした環境に対応できるのはアウトドアグッズ。
それは、災害時ではなく通常時にレジャー(スポーツ、登山、旅行)に使えるので、いざというときにも使う準備ができていること。


災害グッズを用意しても、いざというときに使い方がわからない、壊れていたのでは困ってしまいます。
これが大地震だったら…
考えるだけでも恐ろしい。
防災用品は日ごろ使い慣れていることが大事。
アウトドアグッズであれば、大地震の時だけでなく日頃の生活で使うことができます。
それでは、実際どのようにアウトドアグッズが地震時に役に立つのかをご紹介していきます。
首都直下型地震に備えるためのアウトドアグッズ10選
ウィンドブレーカー

オールシーズン(真夏以外)対応のウィンドブレーカー”は地震時、風雨をしのぐのに必ず役に立ちます。
“いくら温かい服装をしても風を通す素材だと寒いですよね。
そんなときにウィンドブレーカーを1枚羽織るだけで熱を逃がさず、体感温度が上がります。
最悪、ビニール素材の簡易カッパなどでも代用できますが、オススメは透湿性(中が蒸れない)が高いウィンドブレーカー。
- 上下セパレートなので動きやすい
- 透湿性があり蒸れにくい
- ゴアテックス素材で雨をはじく
というのがポイント。
ウィンドブレーカーはほかのメーカーもたくさん出していますが、モンベルは品質と値段のバランスが良くオススメ。
山靴

山靴はふつうのスニーカーと違い、頑丈なソールがついており、グリップ力のある靴。

私は3.11の時に世田谷にいましたが、
- ブロック塀
- 看板
- 釘の飛び出た木片
などさまざまなものが道に倒れており、スニーカーで踏んだらケガをするだろうなと感じました。
山靴(クライミングブーツ)なら底がしっかりと硬いので、万が一、釘などを踏んでも貫通することはありません。
また、足を広範囲に覆ってくれるので、枝など横からの危険も防いでくれる安心感がありました。
首都直下型地震であれば、ガラスやガレキなどさまざまなものが道に散乱し、普通の靴で歩くのは困難なことが予想されます。
そんなとき山靴を持っていれば、足を保護しながら安心して外を歩くことができます。
ヘッドランプ

ヘッドランプは頭につけるタイプのライトです。
頭につけるので両手が空きます。
停電で真っ暗闇の中作業をするのに、片手がふさがっているか両手が空いているかでできることは全然違います。
ヘッドランプは振り向くだけで、手元を照らすことができ、暗闇で活動するのに非常に便利です。
テント


家が全壊してしまったら、火事で燃えてしまったら、あなたはどこに住みますか?
テント”を持っていれば、家がなくなってしまったとしても、雨風をしのぐことができます。
“体育館など避難所に行くのは“最終手段”です。
基本的に、自宅で過ごせるのであれば自宅で待機するのが避難の基本。

避難所にいったとしたら、トイレ・食事などの問題にくわえ“プライバシーの問題”が出てきます。
緊張状態の集団生活でずっと人の目があることは非常にストレス。
テントを持っていれば、自分のスペースにテントをたててプライバシー空間を確保することができます。
プライバシー保護が課題だったことは3.11レポートでよく指摘されています。
テントがあるだけで、避難所での生活の快適性はかなり上がるでしょう。
寝袋

寝袋で寝たことがある方はわかると思いますが、寝袋は非常に快適に寝ることができます。
避難所では寝具などがひとりひとりに配給されるかどうかなどわかりません。(配給されないと思っていた方がいいでしょう)
災害時には、自分の身は自分で守る「自助」が基本。
テントと一緒に持っておけば、家がなくなっても住環境的には快適に。
通常時かさばるので、車をお持ちの方は車のシートに積んでおくのもアリ。
ガスバーナー

地震で電気・ガスが止まった時の食事の用意はありますか?
乾パン、水だけでふくらむアルファ米などを用意しているご家庭もあるかと思いますが、それだけで数日間耐えられるでしょうか。
火が使えると食事のバリエーションはかなり増えます。
- 温かいコーヒー・ココア
- カップラーメン
- パスタ
- 鍋料理
など簡単な調理が可能になります。
それを可能にするのがガスバーナーやカセットコンロです。


私が使っているガスバーナーはイワタニプリムス 最小モデル“で、ポケットに入れることができるほど小さいです。
“
山でカップラーメンを食べたり、お湯を沸かしたりする道具ですが、停電やガスが止まった時になど、非常に役に立ちます。
通常時でも登山やキャンプに持っていくと、焼きマシュマロが手軽にできたり、焙煎珈琲を飲めたりとヒーローになれるアイテム。
防災用品って普段使うことができなくて、コスパが悪いと思う方は多いと思うんですよね。
そうした中で、ガスバーナー”は使う場面が多くコスパが非常にいいアイテム。
“ヘルメット

地震が起こった時に1番守るべき体の場所はどこか、頭です。
頭は脳など命を守るうえで大切な機能が集中しています。
地震時に外にいれば、
- 看板
- ガラス
- 木材
など上から何がふってくるかわかりません。
家の中でも、
- テレビ
- 神棚
- タンス
などが寝ている最中に、頭をめがけて落ちてきます。
アウトドアグッズとして登山用ヘルメットを持っている方は少ないと思います。
そこで、代用品となるのが自転車用ヘルメット”です。
“防災用ヘルメットは自転車用よりも安全なものですが、着けないよりは確実にマシ。
余談ですが、最近は自転車による事故が増えていて、損害賠償も億を超えるなど安全意識が高まっています。
東京都では令和2年4月1日から自転車の対人賠償保険に加入していることが「義務」になりました。
>>>参考:東京都HP「自転車利用中の対人賠償事故に備える保険等」
この記事をきっかけに、防災グッズにもなり、チャリ通勤時の安全も守るヘルメットを用意するのはいかがでしょうか。
モバイルバッテリー

モバイルバッテリーはコンセントから充電し、充電した電気をスマホなどにチャージできる便利アイテム。
モバイルバッテリーをフル充電しておけば、スマホおよそ2台分をフル充電できます。
2019年に発生した大雨による停電時など、スマホを充電したい人でまちがあふれました。
情報を収集するにも、家族の安否確認をするためにもスマホはいつも使える状態にしておくのが望ましいです。
モバイルバッテリーがあれば災害によって停電しても、復旧するまでの間充電し、しのぐことができます。
モバイルバッテリーは災害時はもちろん、旅行時などでも役に立ちます。
海外旅行では、
- 検索
- カメラ
- グーグルマップ
などでバッテリーの消耗が激しいですよね。
海外旅行先のホテルでモバイルバッテリーを充電しておけば、いつでもどこでも移動しながらスマホを充電できます。
安いものでは3,000円台からありますのでチェックしてみてください!
エマージェンシーシート

エマージェンシーシートは聞きなれない方も多いと思いますが、山で遭難し動けなくなったときに体に巻いて体温を保持し、雨風を防ぐためのシートです。
反射素材で体温を逃がさないようにできています。
安価で場所もとらないので、1枚持っておくと、電気が止まってしまい暖房がすべてストップしたときに、温まることができます。
機能性インナー

登山・キャンプ用の機能性インナーは気温差に対応しないといけない、洗濯ができない地震時の環境で非常に役立ちます。
アウトドアの機能性インナーは、
- 速乾性
- 吸湿性
- 防臭性
にすぐれています。
汗をかいても、
- 洗濯をしてもすぐ乾く
- 汗をかいても吸収し、蒸れない汗冷えしない
- 何日か洗わなくても臭くなりにくい
ということです。
普通の服でコワイのは“汗冷え”です。
機能性インナーは登山のような激しい運動で汗をかいても快適にいられるようにできていますので、汗冷えの心配がなく安心。
アウトドアグッズは防災用品にもなり一石二鳥
以上、我が家にある災害時に役立つアウトドアグッズをご紹介しました!
首都直下型地震はいつ発生するかわかりません。
しかし、震度7以上の大地震が30年以内に7割起こるという予測は事実。
もしもの時に困るのか、いますぐ用意をして何ものにも代えがたい「安心」を手に入れるのかを決めるのはあなたです!
これは買い!防災アウトドアグッズ
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