- 毎日、満員電車で1時間以上かけて通勤
- 大部屋の職場で、電話は鳴りっぱなし
- また帰りは電車で1時間以上かけて家に帰る…
「ほとんどの仕事がパソコンだけで完結するのに、わざわざ都心に集まって仕事をする意味ってあるの…」と思う方は多いのではないでしょうか?
めちゃくちゃ同感です。通勤時間ほどムダな時間はないですよね。
「じゃあ、在宅ワークを増やしていこう!」ということで、「在宅ワーク」もぼちぼち取り入れられてきていますが、在宅ワークの難点は、仕事とプライベートの区別がつきにくくなること。
ずっと家の中に閉じこもって働くというのは、外の情報を得られませんし、たまには職場環境を変えたほうが仕事もはかどるもの。
わたしは最近1日2記事ペースでブログを更新していますが、「もし大自然に囲まれた別荘など静かな環境でブログを書いたら、気持ちいいだろうなーっ」なんて思っていたんです。
何か良いサービスないかなーってを探してみたら、ぴったりのサービスが見つかりました!
その名も「カンターキャラバン」。
大自然にトレーラーハウスを持ち込み、そこで自由に仕事をすることができる移動型コワーキングスペース。
さらに、専門スタッフが見守る中、子どもは大自然で思いっきり遊べるという次世代型のオフィスです!
- 都会と田舎の2拠点生活に関心がある
- ヴィンテージトレーラーハウスの中に入ってみたい
- 大自然の中で鳥のさえずりを聞きながらじっくりブログを書いてみたい
という方はぜひ続きをご覧ください。
カンターキャラバンって何?
カンターキャラバンとは、自然と共存したライフスタイルを送ることを求めたオランダ人起業家が立ち上げた環境団体のプロジェクトです。
アムステルダムを中心とし、都心近郊の森や草原にヴィンテージキャンピングトレーラーを改装したモバイルオフィスを点在させ、「自然の中ではたらく」という価値観を提唱しています。
オランダの「自然の中ではたらく」という価値観に感銘を受けた並木夫妻が、日本にもカンターキャラバンも普及させよう!と思って立ち上げたプロジェクトが「カンターキャラバンジャパン」。
日本ではまだ全然、知られていない「カンターキャラバン」。時代の1歩先を進んだ全く新しいサービスです。
カンターキャラバンジャパンは、大自然の中でモバイルオフィスを提供する会社
こちらがカンターキャラバンジャパンのヴィンテージトレーラーハウス。なんでも1960~70年代に製造された珍しいタイプだそうです。
海外製のトレーラーハウスを中古で購入し日本に100万円以上かけて輸送したのだとか!並木夫妻の「トレーラーハウスの可能性」に対する熱い思いを感じます。
心の赴くままにリラックスした時間をお過ごしいただけます。牽引により移動可能なモバイルオフィス(キャンピングトレーラー)を自然豊かな場所に置けば、そこがオフィスに早変わり。
このトレーラーハウスは乗用車で牽引することができるので、自然の中に持っていけば、どこでもオフィスに早変わりするという優れものなのです。現在、カンターキャラバンジャパンは神奈川県藤野町にある「藤野倶楽部」をメインの拠点にしています。
▼「藤野倶楽部」で絶景を見ながら絶品サムゲタンを食べよう

トレーラーハウスとキャンピングカーの違いって何?
●トレーラーハウス
●キャンピングカー
キャンピングカーとトレーラーハウスのおもな違いは、使用目的にある。
前者は常時公道を走ることを目的としているので、エンジンを搭載して自走できる。一部牽引式もあるがいずれも車検を通すことが必要だ。
一方で後者にはエンジンがなく、牽引することで公道を走ることはできるものの基本的には定着して住宅、店舗などとして使用することを目的としている。
出典:LIFULL HOMES いつでも移動可能な定住型車両トレーラーハウス。その魅力とは?
トレーラーハウスはキャンピングカーに比べ、自走することができない分「居住性」に優れています。
トレーラーハウスは空調・Wi-Fi・電源あり
これがトレーラーハウスの内部。2人掛けの小テーブルと4人掛けの大テーブルがあるので、1台で同時に4人はパソコン作業をすることが可能です。
コンロもあるので本来はお湯を沸かすこともできます。が、、残念ながら、最近日本の法律が変わり、火は使えないとのこと。しかし、IHコンロを取り入れるなど改修をしていくということでした。
使い方次第でさまざまな楽しみ方ができるのがトレーラーハウスの魅力。
オフィスなのでwi-fiと電源を完備しており、仕事や打合せにご利用いただけます。また、トレーラーはテントよりも急な雨風に強いので、天候を気にせず安心して過ごせます。
フリードリンクはシェアオフィスサービスを利用するものとしては嬉しいですよね。「食事は持ち込み自由」というのも、有難いです。内部は暑くもなく、寒くもなく快適でした。空調も入れられるので、夏や冬にも対応が可能ということです。
里山のなかブログを書いたら、いつもより仕事がはかどった
こんな素敵なトレーラーハウスの中でブログを書いてみました!
電源もWi-Fiもあるから、自然の中とはいえ、何一つ不自由はありません。ハウス内部は照明はないのですが、差し込む自然の光を天窓が調度よく調整してくれて明るい室内でストレスなく作業することができました。
作業していると、ウグイスのきれいなさえずりが聞こえてくるんですね。こうした自然のBGM以外の雑音は一切なし。窓からは爽やかな山の風がとても心地良いんです。
そんな、自然に囲まれた環境だからこそとても集中できました。「これもブログ記事にできるなー」とか、アイデアがどんどん沸いてくる感じ!
カンターキャラバンの利用イメージ・これまでの活動実績
カンターキャラバンジャパンを運営する並木夫妻に、サービスの利用イメージやこれまでの利用実績をお聞きしました。
●個人利用は各々パソコンを持ち込んで ブロガーには最高の環境
- 自分のパソコンを持ち込んで各々が作業に没頭。
- 疲れたら外に出て大自然を散歩したり、ぼーっと緑や空を眺めたり。
- お腹が減ったら近くのレストランで自家農園で採れたオーガニック野菜料理を食べて、また作業に集中。
自然の中だからこそ、リラックスしながら仕事に打ち込むことができます。
●企業利用で大自然の中、オフサイトミーティング
カンターキャラバンジャパンでは、企業とコラボレーションしてオフサイトミーティング事業を行っています。写真は千葉県のゴルフ場にトレーラーハウスとテントを並べた状態。
開放感が半端ないですね~(*´▽`*)
このように、複数のトレーラーハウスを使えば、会社の課ごとに1台のトレーラーハウスを借りて、
- 最初は各課トレーラーハウス内で集中して作業
- お昼は外でみんなでバーベキューをしながら親睦を深める
- 午後イチは外でリラックスした雰囲気の中、課をまたいだブレスト
- ブレストで出たアイデアをまたトレーラーハウス内で深める
こんなタイムスケジュールで1日自然の中、楽しみながら集中して仕事をすることができます。
限られた時間を最大限効率よく使う「研修プログラム」としても、社員同士のコミュニケーションを円滑にする「オフサイトミーティング」としても良い感じですね。
異業種間企業同士でコラボして「オフサイトミーティング」を行うのも、自然の中であれば、打ち解けて【信頼関係を構築】できたり、良いアイデアが浮かんできたりしそうです。
子どもは専門スタッフと一緒に思いっきり遊べる
大人は、子どもが楽しんでいる姿を遠目にみてよい距離感を保ちながら、リラックスした環境で自分の時間を過ごせる環境を提供します。トレーラーの中で集中して仕事をするもよし、外のテーブルで風を感じながら本を読むもよしです。
カンターキャラバンジャパンでは保育士資格を持つ専門スタッフが自然の中で子どもと一緒に遊んでくれるので、子連れで行っても全く問題ありません。
都会だと、子どもの遊びは
- 公園では禁止事項ばかり(たき火なんてもってのほか)
- 大きな声を出すことができない
- ボール遊びができるところも少ない
など、さまざまな制限がありますよね。
しかし、大自然の中ではそんな堅苦しいルールは一切ありません。
青空のもと広々とした自然の中で、子どもは「思いっきり声を出し外遊びを楽しむ」ことができます。
だから、大人だけでなく子どもも超楽しい!
「大人も子どもも心に余白を持てる空間」がカンターキャラバンジャパンの目指すものと並木夫妻はおっしゃっていました。
カンターキャラバンは「藤野倶楽部」をメインに活動中
こんな素敵なサービスを行う「カンターキャラバン」は現在、本格実施に向け神奈川県「藤野倶楽部」を主な拠点に実証実験中。(2018年4月現在)
関心のある方は「カンターキャラバンジャパン」の公式Facebookブックページに最新の情報がアップされますので注目してみてください!
お問い合わせはこちらからどうぞ。
●「藤野倶楽部」へのアクセス:
藤野倶楽部は自社で野菜やお茶を作るほか、その野菜を生かした直営の農園レストラン「百笑の台所」や、オーガニックの自然食品コーナー、会員制の貸し農園「安心農園」、採れたて野菜がそのまま焼ける「百笑バーベキュー場」「テニスコート」「貸し古民家」など、農的な暮らしがゆったりと楽しめる場所になっています。
また、提携の源泉かけ流しの天然温泉も近くにあります。
車でのアクセス:
新宿I.C 〜 相模湖I.C : 約60分
高井戸I.C 〜 相模湖I.C : 約45分
電車でのアクセス:
新宿 〜 藤野 : 約60分
八王子 〜 藤野 : 約25分
※藤野駅から神奈川中央交通バスで15分。
バス停「賽の神」を過ぎるとどこでも停まってもらえるので、藤野倶楽部前とお伝え下さい。
中央線「藤野駅」からはバスのほか、カンターキャラバンジャパンの送迎サービスもあります。
藤野倶楽部の近くには源泉かけ流し日帰り温泉もありますよー

カンターキャラバンは「週末2拠点生活」をしてみたい方におすすめ
カンターキャラバンのトレーラーハウスで大自然の中ブログを書いてみた、いかがでしたでしょうか?
実際にサービスを使ってみたら、居心地がよく、《控えめに言って最高》でしたね。カンターキャラバンジャパンのサービスは、
- 都会と田舎の2拠点生活に関心のある方
- いつもとは違った自然豊かな環境でオフサイトミーティングをしたい企業の方
- 子どもを目の見える範囲で預けながら仕事をしたいママ
に最適なサービスです。いま人気が急上昇中のサービスなので、予約がとりづらくなる前にぜひ体験してみてはいかがでしょうか?
▼質の高い仕事をするには、たまには休みも必要!今度の連休はどこにいく?
