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【パラレルキャリア】サラリーマン×フリーランスで理想の働き方

“パラレルキャリア”って何?副業とは違うの?
komuken
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パラレルキャリアは複数の肩書きを持つ働き方のことです。

この記事ではサラリーマン、フリーランスそれぞれの働き方のメリット&デメリットとその“良いとこ取り”である働き方パラレルキャリアについて、超わかりやすく解説していきます。

あなたらしい理想の働き方を見つけるヒントになれば幸いです!

パラレルキャリアとは? 

ベストセラーとなった『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』の中でマネージャーが読んだ本を書いたのが、超有名な経済学者ピータードラッカー。

ドラッカーの著書『明日を支配するもの』の中でサラリーマンをしながら、

  • アーティストや作家として創作活動する人
  • NPOに所属し社会貢献活動をする人

など本業以外で活躍するのが「パラレルキャリア」と定義されています。

  • パラレルとは「平行の」
  • キャリアとは「経歴」「仕事」

という意味。パラレルキャリアという言葉は、

  • 本業のほかに「パラレル」平行して複数の仕事を行う
  • 「キャリア」働き方

という意味で現在使われています。

パラレルキャリアを実践している有名人

具体的にパラレルキャリアを実践してる2人の有名人を紹介します。

ひとりはサッカー日本代表の本田圭佑さん。


本田圭佑さんはプロサッカー選手であることはもちろん、実は世界中でサッカースクールを経営する経営者としての一面も持っています。

またファッションブランド「KSK」を立ち上げるなど、サッカーにとどまらず幅広く活躍しています。

 

もう一人はお笑い芸人キングコングの西野亮廣さん。


西野亮廣さんはキンコン西野として有名ですが、それ以外にもさまざまな肩書を持っていて、最近では『革命のファンファーレ』がベストセラーになるなど多彩なパラレルキャリア。

最近は

  • ピース又吉さんが作家
  • オードリー春日さんはボディビルダー
  • アンジャッシュ渡部さんはグルメタレント

など、お笑い芸人がパラレルキャリアの働き方をして成功している例が顕著です。

「有名人で知名度があるからそんなことができるんでしょう?」

という突っ込みがあるかもしれませんが、普通のサラリーマンでもパラレルキャリアは十分実践ができます。

わたしもサラリーマンをしながら本を出版しているパラレルキャリアです。

komuken
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これから、普通のサラリーマンがパラレルキャリアをすることについて、フリーランスの働き方と比べながらわかりやすく解説していきますね!

副業とパラレルキャリア(複業)3つの違い

「本業以外にも仕事をするってことは、それただの副業じゃねー?」「というか、副業って禁止じゃなかったっけ?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。副業とパラレルキャリアには大きく3つの違いがあります。

違い① もうひとつ仕事をする意味合い

副業は「メインとしている仕事のほかにサブ的な仕事(副業)をして収入の足しにすること」に対して、パラレルキャリアは「ひとつの仕事にとどまらず複数の仕事を同時平行で行うこと」という意味があります。

だから漢字にするとわかりやすいのですが、本業にサブ的な仕事をプラスする「副業」に対して、パラレルキャリアは本業以外に複数の仕事を行う「複業」なんですね。どっちがメインでどっちがサブとかではないんです。


自分が好きでやりたいと思う仕事やプロジェクトが複数あるから同時並行でやっている。

パラレルキャリアとはこうした働き方を意味しています。

違い② もうひとつ仕事をすることで求めているリターン

副業をする理由は本業以外に、もう少し稼ぎがあったらという考えから始める方が多いと思います。

この場合、副業に対して求めているリターンは「経済的メリット」ですよね。

それに対してパラレルキャリアは、

  • 「やりたいこと・好きなことを仕事にする」という自己実現
  • 人の役に立ちたいという社会貢献意識、新しい挑戦をすること
  • 新しい出会い・人脈、サラリーマンでは身につかない知識などの自分の成長

を求めてもうひとつの仕事を行う傾向があります。

もちろんパラレルキャリアでも「経済的メリット」を考えることは別に悪いことではありません。

1番最初に、「じゃあ、もうひとつ仕事をやってみよう!」という動機が、経済的メリット以上に「自分の成長」であることがパラレルキャリアの特徴です。


パラレルキャリアの場合、複数の仕事を掛け持ちするので、自分の「好きなこと」ベースでやらないと継続してやってみようと思えなくなってしまいます。

違い③ もうひとつの仕事の内容

「副業」は収入を少し上げることが主目的です。

たとえば平日はサラリーマンとして仕事をして、土日は居酒屋でバイトをするといった具合で「時給」の仕事をするイメージ。

「居酒屋のバイトは別に好きではないけれども、まー時給がそれなりに高いからやるか…」という意識です。

それに対して、パラレルキャリアは自分がやりたいこと・好きなことを第1に考えて何をするかを決めます。

「会社の仕事も好きだけど、他にもやりたいことがたくさんある!」

という思いから始まるのがパラレルキャリア。

お金ではなく、自分のやりたいこと・好きなことベースで仕事を決めるから、先ほどの居酒屋バイトのようにイヤイヤ「時給」で仕事をするというマインドではないのです。

時間を切り売りするのではなく 自分が好きで好きでしょうがないことを仕事にし、スキルを提供することで人に喜ばれる。

たとえば、料理のするのがものすごく好きで、得意な人がいて、自分のレシピを本にして出版することにする。本を読んだ多くの方が、美味しい料理をつくることができるようになり、ハッピー!

これであれば、一度本を出版してしまえば、あとは自分が労働力を提供する必要がなくなります。

これが時給ではない、パラレルキャリアの働き方です。

パラレルキャリアとパラレルワークの違い

「パラレルワーク」という言葉を聞くことがあるかもしれませんが、パラレルキャリアとパラレルワークはほぼ同義です。

パラレルキャリアを目指し、複数の仕事をすることがパラレルワーク。

なぜパラレルキャリアが注目されているのか? 

パラレルキャリアが今注目されている理由は、

  1. AI社会(ロボットが人の仕事をやってくれる)
  2. 寿命100年時代(平均寿命が将来的に100歳になる)
  3. 変化が早い(ネットによって非常に技術進歩が早い)

この3つ の社会的な変化があります。

特に変化が早いということは、それだけ倒産する会社も起業する会社も多くなります。

そうすると、ひとつの会社にずっととどまり定年退職まで働き続けるという従来のキャリア形成が難しくなるわけです。

会社の倒産やリストラなどで突然自分の仕事がなくなる可能性も…ということで、そのリスクヘッジとして好きなことを仕事にするパラレルキャリアが注目されています。

サラリーマンとフリーランスの働き方比較

これまで働き方はサラリーマンとフリーランスという二者択一が一般的でした。しかし、「パラレルキャリア」という働き方が広まってきて、働き方が多様化しています。

サラリーマンとフリーランスの働き方、メリット&デメリットを比較してみましょう。

サラリーマンのメリット

サラリーマンのメリット&デメリットは以下のツイートにまとめましたので、ご覧ください。

毎月、一定の収入があるというのはどれだけ頑張ってもそれほど給料に反映されないという

デメリットととも言えますが、やはり定期的な収入は特に心の安定につながります。

また、研修制度が充実しているのがサラリーマンの良いところ。

有名プロブロガーの方もサラリーマンからフリーランスに転向して、そのメリットに気がついたという例も…

サラリーマンでいると国民健康保険など社会保障費の一部を会社が負担してくれているんです。フリーランスとして独立する際は手続きをお忘れなく!

サラリーマンのデメリット

サラリーマンでいることのデメリットは時間的な拘束でしょう。

  • 定時に出勤するとめに満員電車に乗って通勤
  • 遅くまで残業
  • 付き合いの飲み会
  • 有給休暇がとりにくい

日本は会社員の有休消化率ランキングで世界最下位なんです!

 

フリーランスのメリット

フリーランスのメリット&デメリットは以下のツイートにまとめました!

フリーランスのメリットはなんといっても時間や場所に縛られない働き方です。

パソコン一台だけ持って、おしゃれなカフェでノマドワークという働き方もできます。

服装が自由というのも魅力の一つ。ビジネススーツやシャツって意外とお金がかかりますよね。

スーツやシャツの値段って、会社員みんなが買うことを見越してか結構高めな気がするのは私だけでしょうか?フリーランスであれば仕事着と普段着を分けずに服を使うことができます。

フリーランスのデメリット

フリーランスは毎日オフィスに行って同僚と顔を合わせるということがありませんから、自分から意識して人に会わないと孤独になってしまいます。

まあこれは、自分から積極的に会いたい人に会いに行くなど工夫すれば大丈夫です。

会社にいると当然ある研修や福利厚生はありませんフリーランスでは自分の稼ぐ力を上げるためには、自分で本を買ったり学校に通ったり能力を上げる自己投資をしなければいけません。

成功するフリーランスと伸び悩むフリーランスの違いは、この自己投資がうまいかどうかにかかっていると言われています。

サラリーマンとフリーランスを合わせた「サラリーマンパラレルキャリア」が最強

ここからはオススメの働き方、サラリーマンパラレルキャリアについてみていきましょう!

まずはメリットから。

サラリーマンパラレルキャリア7つのメリット

ここからはオススメの働き方、サラリーマンパラレルキャリアについてみていきましょう!

まずはメリットから。

メリットだらけですね。本業以外に仕事をすると、本業がおろそかになると言われていますが、決してそんなことはない!というのが私の持論です。

むしろ、自分の好きなこと・やりたいことで人の役に立ち喜ばれ、

  • ビジネス企画力
  • どうしたら売れるのかというマーケティング力
  • 論理的思考力
  • 商品を買ってもらうための営業力
  • 将来のニーズを考える力

など、様々なビジネススキルが向上します。

本業で安定した収入が入ってくるので、フリーランス一番のデメリットである収入が不安定なことをカバーできますし、その分、好きなことに投資できるのがパラレルキャリアの強みです。

会社は人材育成に多額のお金をかけることより、社員に副業自由にやらせた方が、勝手に好きなことでこうした能力が伸びるのではないかと思います。

パラレルキャリアだからうまれる本業との相乗効果

このようにサラリーマンのパラレルキャリアは、サラリーマンとフリーランスの良いとこどりができるのです。

パラレルキャリアをやっていて感じるのは、もう一つの仕事をすることで

  • 人生がより楽しくなる
  • 会社の仕事のモチベーションが上がる
  • 社外で得た知識や人脈を会社で活かせる
  • 新しいアイデアがつぎつぎに沸く
  • 時間当たりの作業量が上がる

こういった「相乗効果」が出ているなと。

サラリーマンパラレルキャリアで人生がより楽しくなる!

本当に、パラレルキャリアを始めてから、人生が今までよりもさらに楽しくなりました!

だって、会社を通して社会に対して価値を提供できるほかに、個人としても社会や個人の役に立つことがプラスしてできているんですもの。

人の役に立ち、感謝される、褒められるほど嬉しいことってなくないですか??

パラレルキャリアをすることで会社でのモチベーションが上がる

パラレルキャリアをすることで会社の仕事へのモチベーションも上がりました。

きっと、好きなこと・やりたいことを仕事にしてフリーランスで働くのが楽しいけど、大変な部分もあるとわかるから、それだけ会社の職場環境や待遇に対して感謝の念ができたからです。

ずっと会社員でいると、

「フリーランスって自由そうでいいよなー、おれはどうせ社畜ですよ。」で思考停止になってしまう。だけど、初めてパラレルキャリアとしてもうひとつの仕事をしてみると、

「えっ!?フリーランスってこんなに大変だったの?」

「会社員って意外といろいろ優遇されているんだな…」

など今まで見えていなかった発見があるんですね。

これは、初めて海外旅行に行った時のような衝撃と似ています。余談ですが、わたしの初海外は大学時代に行ったフランス。パンの美味しさに驚きましたね!「今まで日本で食べていたのは何だったんだ?このクロワッサン、サックサクやぞ!!」

同時に日本よりも治安がちょっと悪いなーというのも感じました。だけど日本に帰ってくると、「やっぱり日本の焼きそばパンとかあんパンも美味いな!治安が良いのもグッド♪」

って思うんですね。外を見るからこそ、今まで気が付かなかった内の良さが初めてわかるんです。

サラリーマンパラレルキャリアのデメリット

「仕事に優先順位をつけるのが苦手なんだよなー」

「自分の仕事のスケジュール管理をするのが苦手」

という方がパラレルキャリアを実践すると、どれに手をつけたらよいかわからなくなってしまう危険があります。

これからパラレルキャリアにチャレンジしたいと思う人は、

  • 効率的な仕事の進め方
  • スケジュール管理術
  • パソコン・メールなど基本的なビジネススキル
  • 人に好かれるコミュニケーション術
  • チームで仕事を進める経験

などビジネスマンとして身につけるべき基本的なスキルは必須です。

パラレルキャリアを実践するのにオススメの本

最後にパラレルキャリアについてもっと深く知りたい方に、オススメの本を紹介します。

① 藤井孝一『週末起業』

パラレルキャリア、副業の古典ともいっていい本。

10年以上前に出版された本ですが、パラレルキャリアのエッセンスが詰まっており、今読んでも学ぶことが多いです。

② クリス・ギレボー『1万円起業』

タイトルにあるとおり、もう起業するのに数百万円準備する必要はない時代なんですね。

のように、1万円もあればビジネスを始めることが誰でもできる時代。

「パラレルキャリアを始めたいけど、始め方がわからない…」という方は本書を読んで、お金のかからないビジネスでパラレルキャリアをスタートしましょう!

③ 堀江貴文『多動力』

すべての産業が「水平分業型モデル」となり、結果〝タテの壁〟が溶けていく。
この、かつてない時代に求められるのは、各業界を軽やかに越えていく「越境者」だ。

そして、「越境者」に最も必要な能力が、次から次に自分が好きなことをハシゴしまくる
「多動力」なのだ。

この『多動力』は渾身の力で書いた。
「多動力」を身につければ、仕事は楽しくなり、人生は充実すると確信しているからだ。

出典:堀江貴文『多動力』はじめにから抜粋

本の「はじめに」で堀江氏は、各業界を軽やかに越えていく「越境者」になる力が「多動力」と言っている。

越境者とは、まさにパラレルキャリアのこと!

  • サラリーマンのほか2つも3つも本当に仕事をまわせるの?
  • どうしたらそれだけパラレルキャリアを実践する行動力が身につくの?

という方にオススメの一冊。

まとめ:サラリーマン、フリーランス、パラレルキャリア 自分の理想の働き方を見つけよう

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます! 

パラレルキャリアの定義にはじまり、

  • サラリーマン
  • フリーランス
  • パラレルキャリア

それぞれの働き方を見ていきました。

一番大切なことは、自分の性格や適性にあった働き方を主体的に選ぶこと。「決められたことをやるのが意外と好き」という方はサラリーマンが向いているかもしれない。

「決められた時間に決められた場所に出勤して上司の言うことを聞いて仕事をすることが無理!」という方はフリーランスを目指せばいい。

サラリーマン、フリーランス、パラレルキャリアという三択ではなくて、それぞれの間に働き方は無限にあるのです。

コムケン
コムケン
唯一いえることは「働き方に貴賎なし」

どれが善でどれが悪、どれがかっこよくてどれがかっこ悪い、ではない。

「人の役に立つ、人に喜ばれる」

これを胸に持って「プロフェッショナルとしのて誇り」を持てばそれで良いのです。流行や周りの声やに流されず、自分の心の声に素直にしたがって、理想とする働き方を追求してくださいね!!