バイキング・ビュッフェ、好きなモノを好きなだけ食べれるバイキングは楽しいですよね。しかし、バイキングメニューは選んで食べないと、食品添加物が多く入っている「業務用食品」であることもあるので注意が必要です。
食品添加物には発がん性を含むもの、不妊症など健康に害をおよぼします。
じゃあ、どうすればバイキング・ビュッフェで「業務用食品」を見極めることができるのか?と思いますよね。
わたしは旅ライターとしてこれまでに数々のホテル・旅館の朝食バイキングを食べてきました。
そこで気がついたのがホテル朝食バイキング「スクランブルエッグ」に注目すれば、食べずともバイキング全体の質がわかるということ。
一体なぜか?
その答えはを知りたい方は、どうぞこの記事を最後までお読みください。
- バイキングが好きという方
- 旅行好きでよく朝食バイキングを利用するという方
- 「食品添加物」など食の安全に関心がある方
などにオススメの記事です。では、いってみようー!!
そのバイキングにシェフはいるか?
ホテル朝食バイキングのクオリティを大きく左右するのが「シェフがいるかいないか」ということ。
バイキングにシェフがいる場合
調理師免許を持つシェフがきちんといるバイキングは、手間暇をかけて、早朝から仕込みをし、美味しい朝食を出そうという気概のあるホテルです。シェフがきちんといる場合は、「人件費」がかかります。
- 早朝からの仕込み
- 人数をかけて調理する
- 調理師という専門職を雇うこと
こうした手間暇に人件費がかかるわけです。その人件費分がバイキングの価格に反映されるために、ちゃんとしたバイキングは値段が高くなりやすいのです。
バイキングにシェフがいない場合
一方、シェフがいない朝食バイキングは、なるべく調理の手間がかからない業務用冷凍食品を使います。業務用冷凍食品ならば、
- 湯煎するだけ
- レンジで温めるだけ
- オーブンにいれるだけ
アルバイトのお兄ちゃんでも簡単にできますからね。業務用冷凍食品を使うことによって、かなりの人件費が削減できます。
- 早朝からの仕込みがいらない
- 調理がほとんどないから人数もかからない
- 調理師という専門職は雇わず安い給料のバイトでOK
となる。ということで、シェフがいるかいないかで、そのホテル朝食バイキングのコンセプト&質がわかる。
シェフがいるかいないかの見分け方のポイントとしては、「ライブキッチン」があるような朝食バイキングはシェフがいると思ってよいでしょう。
なぜ、スクランブルエッグを見るとバイキングのクオリティがわかるのか?
先ほどご説明したとおり、シェフがいないバイキングは業務用冷凍食品を多く使っているといるのですが、その中でもなぜ「スクランブルエッグ」に注目すべきなのか?
なぜなら、スクランブルエッグってちゃんと作るのがけっこう面倒くさい。
本当に美味しいスクランブルエッグを毎回同じクオリティでムラなく提供するためには、調理技術が必要になるのです。そのために、腕の良いシェフを雇わなくてはならなくなる。
だから、コストカットしよう!というホテルはスクランブルエッグを業務用冷凍食品を使います。スクランブルエッグひとつで、そのホテルの姿勢・コンセプトがわかるわけです。
スクランブルエッグはどこの朝食バイキングでもほぼ100%提供されているから、見分けがつきやすいことも、「スクランブルエッグ」がバイキングを評価するときの指標になりやすい理由です。
バイキングで使われる【業務用スクランブルエッグ】見分け方のポイント
スクランブルエッグが業務用か手作りかで、そのホテルの朝食バイキングの全体のクオリティが判断できます。
業務用スクランブルエッグとはこのような商品です。手作りスクランブルエッグとの見分け方のポイントを紹介します。
業務用スクランブルエッグの色は異様に黄色い
わたしは業務用のスクランブルエッグを見た瞬間にわかります。
上の画像を見てもらうとわかると思うのですが、業務用スクランブルエッグは手作りのスクランブルエッグよりも異様に「黄色い」!!
これは「カロチノイド色素」という着色料が入っているから。慣れれば、色で一瞬で判断できるようになりますよ!
業務用スクランブルエッグの形はドロドロ
業務用スクランブルエッグは、形がいびつで不自然なのが特徴です。
異様にドロドロしています。これは「増粘多糖類」によるもの。増粘多糖類とは、とろみをつける食品添加物。
わたしは増粘多糖類によるとろみが好きではないので、スーパーで調味料を買う時などもできるだけ増粘多糖類が入っていないものを買うようにしています。
なんで、こんなものを入れているかというと、どれだけ加熱しても半熟卵らしい食感を残せるようにです。「どれだけ加熱してもずっとトロトロを維持できる卵」って普通に考えてめっちゃ怖くないですか??
業務用スクランブルエッグは味がしない
業務用スクランブルエッグは食べるとさらに手作りとの違いが分かります。



バイキングによくある業務用食品
もうご存知かもしれませんが、スクランブルエッグエッグ以外にもバイキングでよく使われる業務用冷凍食品は存在します。
参考まで、ちょこっとだけご紹介。「バイキングでよくあるメニューだな」ときっと気づきがあるはず。
![]() 【超アフターSALE!】【レア・スクランブルエッグ 1kg】実際にレストランが使ってくれています!そのままでトロトロ玉子・タマゴ焼き【大容量・業務用サイズでお得】【冷凍】
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![]() 【学園祭食材】【イベント食材】日本ハム)チキンナゲット 937g(約46個前後) (業務用食材 チキンナゲット 洋食 冷凍食品)
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![]() カネヒコ)鯖の塩焼(焼済) 約20g×20切入(業務用食材 鯖 サバ 塩焼き 魚料理 和食)
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![]() 【クール便送料別途】ベジタリアン対応おかず屋さんの業務用大豆ミートボール1kg(100個入)※卵使用 rt
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うーん、朝食バイキングでよく見る顔ぶれですね。
「全部、業務用冷凍食品だったんだ―…」って超ショックを受けてる方もいるかもしれません。朝食だけに…。
▼食の安心・安全にこだわる方におすすめの食材デリバリーサービス「Oisix」


食品添加物の危険性を理解するためのおすすめ本
残念ながらご紹介した業務用冷凍食品は「食品添加物」が入っていることが多いのです。
- 合成着色料(カラメル色素、黄色5号、緑色3号、青色1号など)→不妊症、発ガン性
- 保存料(ソルビン酸など)→発ガン、成長不順、腎臓肥大
- 亜硝酸塩→発ガン性、うつ症状、頭痛、記憶障害
- 合成甘味料→発ガン性、失明・視力低下、精子減少、パーキンソン症発症、うつ症状
こうした食品添加物や食の安全に関する知識をつけるのにオススメしたい本が安部司『食品の裏側』。
わたしも食べるのが大好きなので、「食品添加物」に関する知識は持っておきたいなと思い、何冊か関連本を読んだのですが、『食品の裏側』が一番わかりやすくまとめられています。
- 具体的に食品添加物がどんな食品に入っているか?
- どの添加物はまだ安心で、どれは本当に危険なのか?
- どうして企業は健康に悪いと思っていながらも食品添加物をいれるのか?
読むとこんな疑問が解決します。
- 健康寿命を伸ばしたい方
- ご家庭に小さなお子様がいる方
- 食品添加物の危険性について知りたい方
にオススメな1冊です。
バイキングでどれが「業務用食品」か見分けられるようになるべし
今回の記事の内容を3行でまとめます。
- バイキングのクオリティはスクランブルエッグが手作りか業務用かでわかる
- 安いバイキングは添加物の入った業務用冷凍食品をたくさん使っていることが多い
- 食品添加物はカラダに悪いので知識をつけて、なるべく避けることが大切
ということで、バイキング・ビュッフェでは食品添加物が多い業務用食品に手を出すのではなく、手づくりで美味しい料理をいっぱいとるようにしましょうね。
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