和食

龍吟に行ってみた!ワインペアリングは値段以上の価値ある?

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龍吟に行きたいんだけど、値段以上の価値ある?ワインペアリングの内容はどう?

悩み・疑問

  • 龍吟に初めていくけど、予算ってどれくらい?
  • コース料理の内容、ボリュームはどう?
  • ドレスコードはある?何を着ていったら良いの?
  • ワインペアリングが5万円ってマジ?値段以上の価値はあるの?
こんな疑問を解決します〜!

ミシュランで3つ星を獲得し続け「アジアのベストレストラン」にも選出されたこともある日本を代表するレストラン 龍吟(りゅうぎん)。

NHKプロフェッショナル仕事の流儀でシェフの山本征治氏をみてから、1度は行ってみたい……だけど、値段が高くて実際に行くのに10年かかってしまいましたがようやく念願叶っていくことができました!

結論的には、値段以上のクオリティで大満足でしたよ〜!!

この記事でわかること
  • 龍吟のおまかせコースの内容・値段
  • 龍吟の店の雰囲気・ドリンクメニュー・予算・ドレスコード
  • 龍吟の口コミ・評判

世田谷グルメを500軒以上食べ歩いた“世田谷ローカル”(@setagayalocal)がご紹介します!

※価格は取材当時のものです。物価高騰のため値上がりしていることがありますのでご了承ください。

龍吟ってどんなお店?

龍吟のテーブル席出典:一休.com

龍吟は「世界のシェフ100人」で世界トップ10入りを果たした料理人・山本征治(やまもと せいじ)氏のお店。

龍吟の受賞歴
  • 世界的グルメガイド「ミシュラン」で10年以上三つ星
  • 「ゴエミヨ(Gault et Millau)東京」で最高得点を獲得
  • 「アジアのベストレストラン」や「世界のベストレストラン」に選出

こんな感じで、龍吟は日本を代表する日本料理の名店なのです。

龍吟のワインペアリングはお値段以上?

シャトームートン ロートシルトシャトームートン ロートシルト1994
龍吟のワインペアリングの内容ワインペアリングの内容

龍吟の受賞歴もすごいのですが、お値段もすごい……!

料理はおまかせコースのみで¥44,000(税込)。

さらにサービス料(テーブル席10%・半個室15%・個室15%)が加算されます。

ワインペアリング・日本酒ペアリングは¥50,000(税込)と異次元の値段なのですが、清水の舞台から飛び降りる覚悟で注文してみました……

ワインペアリング内容
  • ポンソ コルトン シャルルマーニュ2013
  • シャトームートン ロートシルト1994
  • シャトーディケム1996 etc…

結論的にはこのワインペアリングはお値段以上の価値があります。

1番高いワインは世界5大シャトーのうちの一つ“シャトームートン ロートシルト1994”だったのですが、この1本だけで13万円以上しますし、入手困難で普通は飲めないことを考えるとそれだけレアな体験ができるわけです。

他のワインも1本数万する入手困難なものなので、トータルではかなりお得です。

量も多めで2人で飲んでちょうど良かったです〜!

龍吟のドレスコードはどう?

ドレスコードとしまして、セミフォーマルを推奨しております。
男女共に、どんなブランド品を着用されていたとしても、上半身Tシャツのみの着用というスタイルでは、入店できません。ならびに、特に男性の方のハーフパンツ、及びサンダルといったスタイルも入店をお断りしております。

龍吟では日本料理の持つ繊細な香りを、御来店される皆様に四季を通じて楽しんでいただきたいと考えて、お料理を謹製いたしております。
その為、香水やオーデコロンをつけた状態で、お一人様でも御来店されますと、その方の『におい』が客席中に広がり、他のお客様に対し非常に迷惑となります。
日本料理店において料理の香りを損なう事は、非常に深刻な問題ですので、香水は絶対にお断りしております。
皆様が、お料理の香りまで最大限楽しんで大切に味わってくださる お客様であると認識しておりますので、皆様の御理解、御協力を、お願いしております。

出典:龍吟公式ページ

ドレスコードはエレガントカジュアルでございます。(Tシャツ・男性のハーフパンツ・男性のサンダルでの御来店はキャンセル料を頂いた上でお帰り頂きます。)香水やオーデコロンをつけてのご来店も、お料理の香りを最大限にお楽しみいただくためにご遠慮いただいており、キャンセル料をお支払いいただいた後、ご退店いただきます。

出典:pocket-concierge

龍吟のドレスコードはセミフォーマル、エレガントカジュアルとなっています。

聞き慣れない言葉ですが、気をつけるべきポイントは以下の通りです。

龍吟のドレスコード
  • ブランドは関係なくTシャツ・ショートパンツは不可
  • サンダル不可
  • 香水・オーデコロン不可

襟のついたシャツやジャケット、革靴で行けば問題ないですね。

他のお客さんを見ても、割とカジュアルな印象でした。

龍吟に行ってみた体験談

ここからは、龍吟に行ってみた体験談をご紹介します。

予約は一休.comを使ってキャンセル待ち予約をして取りました。

龍吟が入る東京ミッドタウン日比谷龍吟が入る東京ミッドタウン日比谷

東京ミッドタウン日比谷へ。

私たちは小田急線から千代田線直通の地下鉄日比谷駅からアクセスしました。

龍吟はミッドタウン日比谷7階7Fは全部が龍吟のフロア

東京ミッドタウン日比谷で龍吟へのアクセスはエレベーターに限られます。

エスカレーターではいけないので注意しましょう。

7Fはすべて龍吟のフロア!Let’s go〜!
龍吟の入り口飾られているのは包丁

入り口からしてミシュラン3つ星の風格……

入ってすぐ受付があるので、予約した時間・名前をつげてお席へ案内されます。

龍吟のテーブルセット

座りたかった皇居ビューの席でした。

龍吟の夜景皇居ビュー ステキ……!
yucco
yucco
やったー!!
komuken
komuken
皇居の夜景ライトアップ、綺麗だね〜!
出典:一休.com

お昼も眺めがよくてステキです。

予約時に「皇居ビューの席」とリクエストすることをオススメします。

龍吟の今日のメニュー

本日のメニューが入った封筒が届きました。

今日はふぐづくしのようで、期待感が高まります……!

龍吟のティーペアリングティーペアリングはノンアル派にオススメ

続いてドリンクを選びます。

予習していたのでワインペアリング50,000円には驚きませんでしたが、その後のワインリストには100万円以上するワインがたくさんあって、ビビりました…

龍吟ドリンクメニュー
  • ティーペアリング 10,000円
  • ワインペアリング 50,000円
  • 日本酒ペアリング 50,000円
  • ビール、ソフトドリンク 1,000円前後 etc…

私たちはワインペアリングを1つと柚子ソーダ、有料のミネラルウォーター(VOSS)を注文。

龍吟でお土産にもらえるお箸

本日使うお箸。

箱の色を8種類くらいから選ぶことができて、記念に持ち帰ることができます。

中身はどれも同じです。

オープニング、ワインペアリング最初の1杯は龍吟オリジナルボトルのアンリ・ジロー フュド・シェーヌMV。

これもエノテカ公式サイトで値段を確認したら33,000円の高級シャンパンでした。

komuken
komuken
蜂蜜のような香りでめちゃ美味〜!
龍吟の蛤

一皿目は鹿島灘の大蛤を使ったフライ。

出汁とフライを交互にお楽しみくださいと案内がありました。

蛤の濃厚な旨味が出た出汁が絶品で、一皿目から“ああ…来て良かった”とホッとしましたね。

龍吟の飯蛸

2皿目は飯蛸。

柔らかいイイダコの上にかかった緑色のソースが蕗味噌で、ちょっと苦味がありながらも爽やかで上品な一皿。

合わせるのはブラン ド ヴァランドロー2007。

龍吟のトラフグ白子

天然トラフグ白子。

醤油で表面を焦がして熱々で供されます。

中はクリーミーで焦がし醤油の風味が最高、これなら生の白子が苦手な方や外国人も食べやすそうだなと思いました。

マニャン ミッシェル モレサンドニ リュイザン1996。

いつもは日本酒と合わせる白子も今日はワインで。

龍吟のお椀

桜餅のお椀。

鮑、どんこ、海老団子などが入っています。

削ったばかりの指宿 本枯節による一番出汁は心が洗われるような滋味深さ。

龍吟のふぐの刺身

ふぐの刺身。

ちょっと湯引きしてあるタイプで、煮凝り、皮、くちばしなどフグの美味しさを様々な角度から引き出した逸品。

特製ポン酢でいただきます。

龍吟オリジナル日本酒“龍吟雲起”(純米大吟醸)。

龍吟オリジナル日本酒“龍吟雲起”(純米大吟醸)。

伯楽星で有名な宮城県の新澤醸造がつくっていて、美味しかったです。

龍吟ののれそれ

はじめて食べたアナゴの稚魚“のれそれ”。

ポン酢や酢醤油などで食べるのが定番だそうですが、龍吟では坦々つけ麺風で。

つるんとして、本当に麺のようで不思議でした。

人気の高い飛露喜 純米大吟醸。

龍吟の伊勢海老美味すぎた……

捌きたての伊勢海老を使った白味噌椀。

今日一で美味しかった料理がこちら、絶妙にレアで火入れされた伊勢海老の身はプリプリを通り越してブリンブリン。

海老出汁と白味噌が見事に調和したスープは美味しすぎて飲み干してしまいました。

そして、今日イチで美味しかったワインがこれ!

ポンソ コルトン シャルルマーニュ2013。

komuken
komuken
バニラ香がたまらない……好き。

スタッフがふぐのぬいぐるみを持って部位を説明してくれるフライドフグ。

見た目がまんまケンタッキーフライドチキンでびっくりしましたが、ふぐの時期 龍吟の定番のようです。

大きくて食べ応え抜群…!手づかみで豪快に。

ぬいぐるみを持って記念撮影もしてもらえました〜!

フライドフグに合わせるのはコロナ。

遊び心があって面白いですね〜!

ここでかなりお腹いっぱいになってしまった……
龍吟のオリーブ牛

山本シェフのご出身である香川のオリーブ牛を使ったしゃぶしゃぶ。

ポン酢があんかけになっていました。

ちょっと私たちには脂身がキツすぎました……

龍吟のシャトームートン ロートシルト1994

本日1番高いワイン シャトームートン ロートシルト1994。

最初にご紹介した通り、これ1本で普通に買ったら14万円以上しますし、まず手に入れるのが困難。

これまでワインペアリング1杯あたりの量は多めで嬉しかったのですが、さすがにシャトームートンはちょっと少なめのサーブでしたね。

龍吟の共水うなぎひつまぶし量もたっぷり

最後は共水うなぎのひつまぶし。

食べきれないのでダメ元で(ホームページにNGとあったので)持ち帰れるか聞いてみたらOKでした。

持ち帰れるかどうかは季節や食材によるみたいです。

龍吟のデザート

ヨーグルトアイス苺ソースに世界最高のデザートワインと評されるシャトーディケム。

小菓子“吟”。

薄茶でフィニッシュです!

18時30分に予約して退店したのが21時40分くらいでした。

3時間越えのディナー!品数が多かった〜!

スタッフにエレベーターまで見送られて退店。

山本シェフをインカムで呼んでくれていたようなのですが、エレベーターが先に来てしまい、残念ながらお会いすることはできませんでした。

komuken
komuken
また次回の楽しみに……!

龍吟の感想

龍吟に行ってみた私たちの感想をまとめました。

  • とにかく料理が美味しい
  • 皿数が多く、日本全国の高級食材が味わえる
  • 生物が苦手な方、外国人でも楽しめる内容
  • 器が良い、空間が良い
  • お箸、封筒に入った一期一会のメニューなど記念になる
  • ワインペアリング1杯あたりの量が多い
  • 超希少ワインを味わえる
  • 値段が異次元級でなかなか行けない
  • 料理の量が多め
  • 全体的にややヘビーな内容

龍吟の営業時間・定休日ほか

店名 龍吟
地図
住所 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1丁目1−2 東京ミッドタウン日比谷 7階
アクセス
  • 東京メトロ千代田線・日比谷線 ・都営地下鉄三田線「日比谷」駅直結
  • 東京メトロ有楽町線「有楽町」駅直結(徒歩4分)
  • 東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・銀座線「銀座」駅直結(徒歩5分)
  • JR山手線・京浜東北線「有楽町」駅(徒歩5分)

まとめ:龍吟のワインペアリングは価値あり!

龍吟、飲んで食べて2人で148,800円でした!(おまかせコース48,400円×2、ワインペアリング50,000円×1、柚子ソーダ800円、VOSS1,100円×2)

いや〜異次元の値段ですね……海外旅行に行ったと思うことにしていますw

まとめ
  • ワインペアリングはお値段以上の価値あり
  • ドレスコードはTシャツ、ハーフパンツ、サンダル、香水系NG
  • 量が多いのでお腹を空かせてくること

ワインペアリングを頼んでいる人はほとんどいませんでしたが、出てくるワイン銘柄を考慮すれば5万円も納得の内容でした。

個人的にはせっかく龍吟に行くならこのワインペアリングはつけたほうがいいのではなかと思いましたね。

一生の記念になることは間違いありませんよ〜!

ぜひ大切な日のお祝いに行ってみてくださいね〜!

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