世田谷の観光地といえば、等々力渓谷や松陰神社などいろいろあるのですが、いま1番あつい観光スポットは「豪徳寺」。
この記事では、豪徳寺の見どころや周辺グルメスポットなど、豪徳寺に行くときに知りたい情報を地元民がどこよりも詳しく丁寧に解説します。
豪徳寺の見どころまとめ
豪徳寺の見どころ① 招き猫

なぜそこまで外国人が豪徳寺を訪れるのか?その理由は「招き猫」です。
豪徳寺は招き猫発祥の寺のひとつとされています。招き猫の由来は…
江戸の初期、彦根藩主井伊直孝が鷹狩りの帰りに付近を通りかかると、寺の飼い猫が手招きをしていた。そこで直孝は寺で一休みすることにしたのですが、寺に入ったとたんにわかに空がかき曇り、激しい雷雨に…
寺に入る前に直孝がいたところにちょうど雷が落ちて、直孝は「猫が招いてくれたおかげで雷に打たれずにすんだ、縁起がいい」と喜び、これを縁に寺は井伊家の菩提寺となった。
直孝の没後、直孝の院号「久昌院殿豪徳天英居士」にちなんで寺の名は豪徳寺と改められ、招猫観音が祀られて招き猫伝承も広まっていったのだそうだ。
注目してほしいのは、通常の招き猫は左手をあげて、右手には小判を持っているものが多いのですが、豪徳寺の招き猫は右手を挙げているところで小判は持っていません。
これは、
- 左およびお金は不浄とされていたから
- 「猫に招かれた」と思って行動し雷を避けた直孝のように、結局「行動」しないと幸運はやってこないから
という2つの理由で豪徳寺の招き猫は右手を挙げていて、小判は持っていないそう。

インスタ映えする招き猫写真を撮りたくて豪徳寺を訪れる猫好き外国人が急増中。
豪徳寺の見どころ② 山門

豪徳寺には招き猫以外にも見どころがあります。
豪徳寺の見どころ③ 三重塔

「ここは京都?」と思わせる三重塔。
11月中旬に撮影したときは紅葉が見事でした。
豪徳寺の見どころ④ 狛犬

狛犬。金色のまりが良い感じ。
豪徳寺の見どころ⑤ 井伊直弼などの墓

豪徳寺は招き猫伝説にでてきた井伊家(井伊直弼が有名ですね)の菩提寺となっており、敷地内の1番奥に井伊直弼などの墓があります。
豪徳寺の見どころ⑥ 仏殿

山門からまっすぐ進むとつきあたる「仏殿」。
豪徳寺の招き猫が買える場所は?

豪徳寺の招き猫は社務所で購入することができます。
社務所は入口を入って右奥(写真の赤矢印で示した部分)にあります。

招き猫のサイズは全部で8種類。
招き猫がたくさん奉られている「招猫殿」に置いてもいいし、お土産として持ち帰っても大丈夫。
願いが成就したお礼として「招福殿」に奉納することが多いようです。
豪徳寺のアクセス・開門時間ほか
アクセス:小田急線「豪徳寺駅」から徒歩10分。世田谷線「宮の坂駅」から徒歩4分。
開門時間:6:00~18:00(受付:9:00~16:30)
駐車場/約20台(無料)※山門の右側にあり
拝観料:無料
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豪徳寺近くの世田谷八幡宮や松陰神社も一緒にどうぞ
豪徳寺から徒歩5分で行くことができる「世田谷八幡宮」も相撲の土俵があっておすすめ。わたしはいつも世田谷八幡宮に初詣にいきますが、いついっても清々しく「いい空気が漂っているな…」と思えるパワースポットです。
ぜひ、豪徳寺を訪れるときは世田谷八幡宮もいっしょに散策してみてくださいね!









